日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

筋肉の低下が甚だしかった、、、のです。

2018-10-03 07:34:43 | 健康
「いまさら」の話でけど。

去年、脳貧血(多分、自己判断)で仰向けに倒れて、腰椎圧迫骨折になった段階でも、筋肉の低下がここまでひどくなかったら、あんなことにならなかった、のでしょう。一般的には明白なのに、本人の自覚はぼんやり加減でした。

テレビでサッカーや相撲を見ると、みんな転ぶのに、いちいちケガなんてしない。
同じ人間でも違うんだな~と、いまさらながら、納得していたりして、うすらぼんやりの私です。苦笑

ネット社会だからいろんな情報にアクセスできます。

たまたま、一昨日にみた、大人の筋肉○○(?)とかで、

筋肉状態のテストとして、椅子に浅く腰掛けて、両手を胸の高さに組んで、片足で立ちあがれるか、というのがありました。

判定は、ふらつかずにできる、から、まったく両足ともできない、まで6段階ありました。

私、最悪の判定。

先日、友人が通っている体操教室で、こんなのがあると言って、片足スクワットをして見せました。
コーチが、○○さんは(高齢者だから)片手をものに捕まってやっていいですよと言われるのだけれど、なんとかやりたいじゃない! と。

ふ~ん。
見て、さっそく真似てみました。

白状するのもお恥ずかしい。

そんなことって、できるものなの!
と一瞬思ったほどの、遠い世界でした。

スクワットはできます。
だけど、椅子に腰かけて立ち上がるのは、全然ダメ。

なんなのコレ! と自分の体につぶやきました。

その後は、回数が少なくても、とやるようにしました。
勿論、片手を支えありでです。
ほんの数分のことですが、やり終えると体が熱くなり、膝に頑張った感が感じられます。
ようやく、片足10回できかな、というレベルになりました。

まだまだ、判定のレベルでは最低ですが、こんなにも筋肉が乏しかったことが、1年前の転倒したら骨折になったのだと、自戒しています。

恥ずかしいことですが、まずは気付くことが大事、そう思って書き留めておきます。



コメント (2)
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垣谷美羽著『嫁をやめる日』読了

2018-10-03 05:36:45 | 
やっぱりうまい書き手さんです。

出だしの印象は、女性雑誌の連載用に、というイメージだったのですが(すみません。その手の読み物を読んでもいないくせにこんな書きようをして)、スキルたっぷり感じられて、思わぬ展開に収まりました。
やっぱり垣谷さんの書き物なんだ、というのが読後感です。

長崎弁が心地よい、読んでいるので耳から入ってくるわけではないのですが、ドラマ仕立てにして音声を聞いてみたくなります。
テレビが普及して、みんながいっぱしの普通語(標準語)でしゃべるようになっているけれど、地域の言語(方言)って、いいものかも。

長崎の嫁になって、落ち込んでいる娘夏葉子を救うために、東京の下町で夫婦で飲み屋をやっている父親が、はるばる長崎までやってきます。
婚家の舅姑から娘を守ってやる、と。
娘に言います。
相手にいやなことをいやと伝えるのは必要だけれど、「相手を非難する言葉は言ってはならない」。
言ってもいいのは「自分がどう思うか、自分の気持ちだ」と。

嫁だからと、常に相手の気持ちを察するして行動してきた。そのために、いつも自分の裡に「非難」をため込んでいたのだと気付く夏葉子。

子どものころからしっかり者で、親に頼ることもなかった夏葉子には、父親の「親子なんだから、いつでも親に頼っていいんだよ」という言葉は40代になって身に染みる。

タイトルで損をしているような気がしましたが(電車の中で読むのがちょっと、、、)、やっぱり、これでいいのでしょうね。

ちなみに、この小説は連載ではなく、書き下ろし作品でした。


秋の夜長です。
次は
垣谷美羽著『イフ サヨナラがいえない理由』を読み始めました。






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