わかりやすい経済番組でした。
250年続いた資本主義の時代にとってかわる時代が来るのではないか、というところからの説明。
かいつまんでイメージすると、フランス革命以降の時代になるのでしょうか。
労働(仕事)して賃金を得て、それで生活をしていく、という基本と言われていたものが崩れる、というのです。
その仕事がなくなる、から。
かつての産業革命の時も、機械に仕事を奪われたと言って、機械の打ちこわし運動もおこったりしたらしい。
今度は、AIやロボットが仕事を奪う時代が来ているというのです。
機械化されたことで、肉体労働が軽減されました。軽減された時代に生まれ、その生活になじんでいる私たちには、もはや元に戻れません。それと同じように、AIやロボットが導入されたメリットを受け始めた生活に慣れると、逆行はないでしょう。
多くの労働力が不要になる(働かなくてもよくなる)という社会を、初めて体験することになります。
ま、すでに年金生活に入っている世代には、関心薄、かもしれませんけど。
ますます少ない人に富が集中する性向が顕著になり、国は富者からの税金を分配する役割を担う組織。
仕事がない人々も暮らしていかなくてはならないから、ベーシックインカムの提案になってくる。
カナダのオンタリオ州では実験的にベーシックインカムを取り入れてみた、との話題も。
労働なしで、最低生活費を支給するのだから、その資金源の確保が最大課題。優良企業の法人税をあてにしたいところだけれど、法人税を高くすると、今の時代では国外へ企業が出て行ってしまう。
そもそも企業の国際化が進んで、自国の企業は必ずしも自国内で収益をあげているということではなく、収益が他国にある本社に吸収されていってしまう、という時代だ、と。
アレ、これってイギリスやオランダの東インド会社のケースに似ている!とも思った。先に先進国になったヨーロッパの繁栄はアジアからの収奪によるところが大きいと何冊もの本で読んだこともある。
今は、その東インド会社が、グーグルだったり、アマゾンだったりに変わったということだろうか。
流れは止まらない。
ベーシックインカムも可能に思う。
で、それにつけて、その分配の途中のムダ(コストのかかりすぎ)を、どう省いていくか、そちらに興味があるのだけれど、、、。
先日のテレビ番組「そこまで行って委員会」だったと思うけれど、官僚OBの人が言っていました。
組織の人間は、自分のかかわる分野が切り捨てられることがないよう、そこはなんとしても必死に守りに入ります、と。
分配のための資金が、分配に行きつくまでに細ってしまう、そんなことがないようにAI導入してほしいので、官庁職員は自分の問題となると権限を死守するのでしょうね。
余談
個人的に思うのですが、基礎年金の第3号保険者って、納付しなくても受給できるのだから、ベーシックインカム受給者って、ことになりませんか。これも、この国が豊かになったから実施できたことのひとつなのでしょうね。
でも、この範疇にはいらないで国民年金をしっかり収めてきた人が第3号保険者と同じって、コレって公平じゃないように思うのですが。
そこが限定的ベーシックインカムだから、なのでしょう。
250年続いた資本主義の時代にとってかわる時代が来るのではないか、というところからの説明。
かいつまんでイメージすると、フランス革命以降の時代になるのでしょうか。
労働(仕事)して賃金を得て、それで生活をしていく、という基本と言われていたものが崩れる、というのです。
その仕事がなくなる、から。
かつての産業革命の時も、機械に仕事を奪われたと言って、機械の打ちこわし運動もおこったりしたらしい。
今度は、AIやロボットが仕事を奪う時代が来ているというのです。
機械化されたことで、肉体労働が軽減されました。軽減された時代に生まれ、その生活になじんでいる私たちには、もはや元に戻れません。それと同じように、AIやロボットが導入されたメリットを受け始めた生活に慣れると、逆行はないでしょう。
多くの労働力が不要になる(働かなくてもよくなる)という社会を、初めて体験することになります。
ま、すでに年金生活に入っている世代には、関心薄、かもしれませんけど。
ますます少ない人に富が集中する性向が顕著になり、国は富者からの税金を分配する役割を担う組織。
仕事がない人々も暮らしていかなくてはならないから、ベーシックインカムの提案になってくる。
カナダのオンタリオ州では実験的にベーシックインカムを取り入れてみた、との話題も。
労働なしで、最低生活費を支給するのだから、その資金源の確保が最大課題。優良企業の法人税をあてにしたいところだけれど、法人税を高くすると、今の時代では国外へ企業が出て行ってしまう。
そもそも企業の国際化が進んで、自国の企業は必ずしも自国内で収益をあげているということではなく、収益が他国にある本社に吸収されていってしまう、という時代だ、と。
アレ、これってイギリスやオランダの東インド会社のケースに似ている!とも思った。先に先進国になったヨーロッパの繁栄はアジアからの収奪によるところが大きいと何冊もの本で読んだこともある。
今は、その東インド会社が、グーグルだったり、アマゾンだったりに変わったということだろうか。
流れは止まらない。
ベーシックインカムも可能に思う。
で、それにつけて、その分配の途中のムダ(コストのかかりすぎ)を、どう省いていくか、そちらに興味があるのだけれど、、、。
先日のテレビ番組「そこまで行って委員会」だったと思うけれど、官僚OBの人が言っていました。
組織の人間は、自分のかかわる分野が切り捨てられることがないよう、そこはなんとしても必死に守りに入ります、と。
分配のための資金が、分配に行きつくまでに細ってしまう、そんなことがないようにAI導入してほしいので、官庁職員は自分の問題となると権限を死守するのでしょうね。
余談
個人的に思うのですが、基礎年金の第3号保険者って、納付しなくても受給できるのだから、ベーシックインカム受給者って、ことになりませんか。これも、この国が豊かになったから実施できたことのひとつなのでしょうね。
でも、この範疇にはいらないで国民年金をしっかり収めてきた人が第3号保険者と同じって、コレって公平じゃないように思うのですが。
そこが限定的ベーシックインカムだから、なのでしょう。