福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

リオス不振の原因

2008年05月28日 |   〇芸能・スポーツ

昨シーズン、韓国プロ野球で最多勝投手に輝いた実績を買われ、
日本のヤクルトに移籍したリオス投手が苦戦中だ。

5月末現在の成績は2勝6敗。

「ヲタク」はヤクルトのファンではないが、このブログで紹介した縁も
あり、リオス投手を応援している。

エールを送る意味で、リオス投手の不振の原因を分析した記事を
全文、翻訳練習してみた。(なお紙面の都合上、韓国語原文の
引用を大部分省いている)




△「オレの不振の原因は秘密だ!
(写真とは無関係)

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■ 한국서 잘나가던 리오스, 일본서 줄줄이 ‘불명예 1위’
韓国で大活躍したリオス投手、日本では各種成績で最下位
(イルガン・スポーツ 5月28日) 

韓国で頂点を極めたダニエル=リオス投手(36、ヤクルト)が
今シーズン、日本の各種投手成績で最下位に低迷している。

昨年、斗山で大活躍した投手とは全く別人になったように精気が
ない。リオスは5月26日の楽天戦に破れ今シーズン6敗目を喫し、
セ・リーグの最多敗戦投手の一人になった。

その他の記録を見ると、さらに失望感が大きくなる。被安打71
(リーグ最多)、四球24(リーグ2位)、ボーク2(リーグ2位)。
防御率は5.13で、規定イニングに達した投手の中では最下位
(16位)。

リオスは昨年、斗山のエースとして防御率(2.07)と勝利数
(22勝)で1位に輝き、外国人選手という不利な立場であるにも
かかわらずMVPまで受賞した。昨シーズンの韓国と今シーズンの
日本での成績を比べると、とても同じ投手だとは思えない。

一体、何が変わったのか?セス・グライシンガー(現・巨人)の
日本での成功を見れば、単純に韓国と日本のプロ野球の
レベル差だと見ることもできない。2006年、起亜で14勝12敗、
防御率3.02の成績を残したグライシンガーは、昨シーズン、
日本のヤクルトに移籍し16勝8敗、防御率2.84の好成績を
収めた。

김경문 두산 감독은 "사실 초반 부진은 예상했던 바다"라고
말했다. 하지만 "실력이 부족하다는 뜻이 아니다. 한국에서
6년을 뛰고 간 선수다. 그 정도 시간이면 익숙해질 정도이지
않나. 새로운 곳에 적응하려면 시간이 필요할 것"이라며
"적응기일 뿐"이라고 강조했다.
斗山のキム・ギョンムン監督は、「移籍直後の不振は予想していた。
実力の面でという意味ではなく、韓国で6年もプレーした選手だし、
6年もいればすっかり韓国のプロ野球に馴染んでいたはずだ。
そういう状況から、また新しい環境に適応しようとすれば時間が
かかる
」と語り、現在の不振を単なる「適応期間」と見ている。

相手打者に対する分析や新しいストライクゾーンへの適応などが
必要だというわけだ。

김경문 감독은 "한국 야구에서는 싱킹 패스트볼을
몸쪽·바깥쪽으로 집어넣으면 통했다. 한국 타자들의 스윙
궤적상 리오스의 싱킹 패스트볼은 잘 맞았다 싶어도 담장을
넘어가기는 힘들었다. 하지만 일본 타자들은 스윙은 좀더
세밀하다. 떨어지는 각이 좁은 싱킹 패스트볼보다 떨어지는
변화구가 필요하지 않겠나"고 지적하면서도 "리오스는
한국에서도 첫 해(2002년 KIA)에도 어려움을 겪었다. 워낙
몸관리를 잘하고 성실한 선수라 올 해 적응기를 거치면
일본에서도 통할 것"이라고 긍정적인 전망을 내놨다.
続けてキム・ギョンムン監督は、「韓国の打者には内角や外角を
つくスライダーが通じた
韓国人打者のスイングの角度では
リオスのスライダーをうまくとらえたと思っても観客席まではとどか
なかった。しかし、日本の打者のスイングはもっと正確だ。落ち方が
ゆるやかなスライダーではなく、もっと大きく落ちる変化球を身に
つけた方がいい
」と語った。ただ、今後の展望については、
「リオスは韓国でも1年目のシーズン(2002年起亜)は苦戦した。
体の管理に非常に気を使い、性格も誠実な選手なので、
今シーズンの適応期間を過ぎれば日本でも活躍できるはずだ」と
楽観的。

一方、SKのキム・ソングン監督の見方はもっと厳しい。昨シーズン、
リオスがセットポジションから「完全な停止姿勢」(野球規則)を
取らないまま投球動作に入ることを指摘していたキム・ソングン
監督は、「あのままのフォームなら日本ではボークになる」と
指摘する。

김 감독의 지적대로 리오스는 일본에서 보크 2개를
기록했다. 더 큰 문제는 보크에 대한 걱정으로 몸에 굳은
리듬까지 무너져가고 있다는 점이다.
キム・ソングン監督の指摘どおり、リオスは日本ですでに2度の
ボーク判定を受けている
。さらに大きな問題は、ボークに気を
取られるあまり体に染み込んだ投球リズムまで崩れて来ている

ことだろう。

(終わり)


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