福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

ドイツの徴兵制は今

2009年10月29日 |   〇世界を読む

10月28日、ドイツではメルケル首相率いるキリスト教民主・
社会同盟(CDU・CSU)と自由民主党(FDP)による中道右派
連立政権が新しく発足した。

これにより、4年間にわたったCDU・CSUと社会民主党(SPD)との
「大連立」に終止符が打たれることになった。

ところで、「ヲタク」が韓国メディアを通じて知りえたドイツ新政権の
連立政権協議の中で、特に注目したのが徴兵制の問題だ。

新しい連立政権は、事前の政策協議の中で、現在9ヶ月の
兵役期間を2011年から6ヶ月に短縮することで合意している。

これは労働力確保など経済的な観点から徴兵制廃止を訴える
経済界寄りの自由民主党と、徴兵制を堅持したいCDU・CSUとの
間の妥協の産物だ。

今回の合意により、ドイツの兵役期間は、最長だった冷戦期の
18か月(西ドイツ)に比べ、ちょうど3分の1にまで短縮される
ことになる。

ここで興味深いのは、「ヲタク」がドイツの政党の中で最も強い
共感を感じているドイツの社会民主党が、この決定を歓迎する
どころか、逆に強く批判している点だ。

これには、少なからず「ヲタク」も驚いたし失望もした。

同じく社会民主主義を党是とする政党ではあっても、日本と
ドイツとでは、かなりの違いがあるようだ。

いわゆる安全保障政策に関しては、ドイツの社会民主党は
かなりの「タカ派」と見てよさそうだ。

ここでは、関連記事の中から、同問題に関するドイツ社会民主党の
反応に関する部分のみ、翻訳練習してみた。

なお、蛇足ながら、韓国メディアが日本メディア以上にドイツの
徴兵制問題に強い関心を示すのは、良心的兵役拒否を認めて
いるかどうかの違いこそあれ(ドイツは認めている)、韓国、
ドイツ両国ともに成人男子に兵役の義務を課している国という
共通性があるためだ。

・・・・・・・・・・・・・

■독일 군복무기간 6개월로 단축
ドイツ、兵役期間を6ヶ月に短縮
(連合ニュース 10月26日)

-前略-

그러나 새 보수 연정의 출범으로 야당이 된 사민당
(SPD)은 복무기간 단축을 강력히 비난했다.
しかし、新しい保守系の連立政権の発足により野党となった
社会民主党(SPD)は、兵役期間の短縮を強く批判している。

사민당 중진인 요하네스 카르스는 일간 함부르크
아벤트블라트와 인터뷰에서 "군 복부가 가치를 가지려
면 최소한 9개월은 돼야 한다"면서 이번 합의는
'완전한 난센스'라고 말했다.
社民党の重鎮であるヨハネス・カールス議員は、日刊紙の
ハンブルグ・アベントブラードとのインタビューで「兵役義務が
価値を持つとすれば、最小限9ヶ月間は必要
だ」としながら、
今回の連立合意について「全くナンセンスだ」と語った。

또 사민당의 국방 전문가인 라이너 아르놀트는 "6개월
군복무는 제대로 된 식사가 아니라 음식 맛보기 수준"
이라고 비판했다.
また、社民党の安全保障専門家であるライナー・アルノルト議員は、
6ヶ月の兵役を食事にたとえれば、それはまともな食事ではなく、
味見レベルだ
」と批判する。

-以下省略-






△「オレは非武装大法学部政治コースの
学生時代、ドイツ語を第1外国語に選び、
とてつもなく高度なドイツ語を学んだ

例えば・・・、Ich liebe dichなどがそのいい例だ











△「オスドリの言うことは、しばらく無視した方が
いいと思います



(終わり)

 

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