福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

下関の釜山門

2011年08月23日 |   〇在日コリアン

韓国メディアの報道によれば、山口県下関市が釜山市との姉妹都市
締結35周年を記念し、韓国・朝鮮系商店の多いJR下関駅近くの
グリーンモール商店街に、「釜山門」を建立したとのこと。


△「釜山門」(連合ニュースより)

地元には、「釜山門」建立をはずみに、同商店街を「リトル・プサン」
として売り出そうとする動きも、あるらしい。

関連記事に目を通しながら、久しぶりに同商店街を訪れてみたく
なった「ヲタク」である。


△「ちゃんと写真を撮ってこい


ここでは、下関の「リトル・プサン」の発展を応援する意味で、ソウル
経済新聞の記事を翻訳練習させてもらった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

일본 시모노세키에 ‘부산 문’세워졌다
日本の下関に建立された「釜山門」
(ソウル経済新聞 8月22日)



부산의 자매도시인 일본 시모노세키의 도심
한가운데에 ‘부산 문(門)’이 세워졌다.
釜山市の姉妹都市である日本の下関市の
中心部に、「釜山門」が建立された

일본 시모노세키시를 방문중인 허남식 부산
시장은 지난 20일 시모노세키의 리틀부산으로
불리는 시모노세키 그린몰 상점가 입구에
설치된 ‘부산문’의 제막식을 가졌다.
現在、下関市を訪問中のホ・ナムシク釜山市長は20日、
下関の「リトルプサン」と呼ばれる下関グリーンモール
商店街の入り口に建立された「釜山門」
の除幕式に
参列した。

양 지역의 자매도시체결 35주년 기념행사의
일환으로 진행된 이날 제막식에는 허시장과
나카오도모아키 시모노세키 시장이 참석했다.
両都市の姉妹都市締結35周年記念行事の一環と
して行われたこの日の除幕式には、ホ市長と
中尾友昭下関市長がそろって参加した。

‘부산 문’은 시모노세키역 활성화프로젝트의
일환으로 시모노세키시가 2,600만엔을 들여
만든것으로 기존 아치를 전면 개수해 높이
약 5M, 폭7.6M의 철골구조로 지어졌다.
「釜山門」は下関駅活性化プロジェクトの一つの柱でもあり、
下関市が2600万円の予算を投入し建設した。
これまでの
アーチを全面改修し、高さ約5m、幅7.6mの鉄骨構造を
持つ豪華な門となった。

화려한 모양을 장식한 적색 원형기둥 2개가 부산문,
그린몰이라는 글자가 쓰인 기와지붕을 받치며
그린몰을 방문하는 관광객을 맞이한다.
華麗な装飾がほどこされた赤色の柱2本が、「釜山門」、
「グリーンモール」の文字が書かれた瓦屋根を支え、
グリーンモール商店街を訪れる観光客を迎えてくれる。

JR시모노세키역 옆에 위치한 그린몰 상점가는
불고기 전문점을 비롯한 한국요리점과 한국식
재료, 잡화를 취급하는 점포가 밀집해있다.
JR下関駅近くに位置したグリーンモール商店街は、
焼肉店をはじめとする韓国料理店や韓国料理の
食材や韓国の雑貨をあつかう店が密集
している。

허남식 부산시장은 “부산문은 양시의 35년간의
우정을 기념하는 큰 선물이다. 이 문을 계기로,
보다 많은 부산시민이 이곳을 방문하기를
바란다”고 말했다.
ホ釜山市長は、「釜山門は両都市の35年間の友情を
記念する大きなプレゼント。この門の建立を契機に、
今後、より多くの釜山市民がここを訪れることを
期待したい」と語った。

나카오도모아키 시모노세키 시장은 “부산문
건립을 계기로 양국교류를 한층 촉진시켜,
작은 국제도시 시모노세키로서 노력하겠다”고
밝혔다.
中尾下関市長も、「釜山門建立を契機に、日韓交流を
一層促進させ、『小さな国際都市・下関』として
努力していきたい」と抱負を語った。




△「そんなことより、ヲタクさん・・・、
最近、国籍や民族を問わず、
髪の毛の長い人の歌ばかり
聴いているのはなぜですか?



(終わり)


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反韓日本人の劣等感

2011年08月23日 |   〇日韓関係

「ヲタク」が思うに、近代以降の日本人の民族意識は、
欧米への深い劣等感とアジア諸国への強い優越感・
蔑視感に挟まれるような形で形成されて来た。

だから、「日本よりも劣っているはず」の中国や韓国の
経済的・文化的台頭に不快感や危機感をおぼえ、過敏な
反応を示す日本人も出てくるのだろう。

最近、東京で、あるタレントがネット上で
発した反韓流発言を
きっかけに、韓流を「偏重」しているとされるテレビ局への
抗議デモが行われたとのこと。

「ヲタク」が見るに、このデモは、「韓流」という社会現象への
やり場のない不快感(本音)を、特定テレビ局という身内の
スケープゴートへの抗議を通じて間接的に晴らそうとする、
ある意味、実に日本的な表現方法を取っている。

屈折していると言えば屈折している。


△「一番屈折しているのは
オマエなんだヨッ!


・・ ・・ ・・

"일본 반한류 시위는 초조함과 열등감의 표현"
日本の反韓流デモは、「あせりと劣等感」の表現
(YTN 8月22日)


△8月21日フジテレビ前

-本文省略-

・・ ・・ ・・

一方、韓国のYTN(24時間ニュース専門テレビ局)は、
22日のニュースの中でこのデモについて報道し、こうした
現象を一部、右翼的日本人の中国や韓国に対する
「あせりと劣等感」の表れだと指摘する一人の学者の声を
紹介していた。

おそらく、この文脈の中で登場した日本人右翼の中国や
韓国に対する「劣等感」という心理分析については、
ほとんどの日本人が違和感を覚えるに違いない。

実際、「ヲタク」個人も含め、日本人が中国人や韓国人に
抱く優越感や蔑視感、あるいは恐怖心なら、克服すべき
課題として十分に理解
できる。

また、近年、国際社会で存在感を強める中国や韓国に対し、
「あせりや危機感」を抱いている日本人が多いのは、
事実なのかもしれない。

しかし、「ヲタク」が思うに、一般の日本人はもちろん、
右翼的な日本人ならなおさらのこと、中国や韓国に
対し劣等感を抱いている人などほとんどいないと見ていい。

では、なぜ、日本人右翼が中国や韓国に対し劣等感を
感じているなどとする発想が、たとえ、一部とは言え、
韓国人研究者の中から出てくるのか?

この場合、単純なる自己投影とは考えにくい。

「ヲタク」は、そうした発想を生み出す背景に、韓国の
現代版・小中華思想(「我らこそ中華なり」)とも言える
自民族中心主義があるのではないか、と見ている。

そこにこそ、「今、文化的にも世界を席巻している
韓国に反発する日本人の心理状態とは、せいぜい、
羨望まじりの『あせり』や『劣等感』くらいのものだ」と
する発想が生まれてくる余地があるのだ。

世界には、おそらく民族の数だけ自民族中心主義が
存在する。

そして、各民族の自民族中心主義が適当なところで
折り合いながら共存して行かなければならないのが、
国際社会の現実なのだろう。

一筋縄ではいかない自民族中心主義が複雑に交差する
日韓関係にあって、相互理解の営みは、極めて難しい
けれども、奥が深くて実におもしろい・・・。

というのは、この間の一連の関連報道を自分なりに解釈し、
理解して来た「ヲタク」の感想だ。





△「何が言いたいのか
よくわからないけど、
ヲタクさんの言うことは
いつも正しい・・・。うふ




(終わり)


  参加カテゴリ:地域情報(アジア)