百度地図のストリートビュー(2014年5月撮影)で延吉市を観察して
いて、ある意味、「ヲタク」が最も不思議に感じたのが、「性保健」の
店かもしれない。
住宅街であろうが商店街であろうが、あるいは繁華街であろうが、
ところかまわず店舗を構えているのが、この「性保健」の店だ。
疑問に思った「ヲタク」がネットの性保健店をのぞいてみると、
あつかっている商品は、避妊具のみならず、性生活を楽しむための
各種器具(「大人のおもちゃ」)や薬品類。
さすがに、これには面食らってしまった。
例えば、延吉の性保健店の画像にもよく写り込んでいる「日神」の薬品は、
男性(♂)用のものでスプレータイプの「延時液」(中国語のまま)。
行為の前に男性の特定部位に吹き付ければ、「延時」の効果があるという。
朝鮮族の名誉(?)のために書けば、こうした性保健店は延吉特有の
ものではなく、中国の都市部に共通してみられる光景だとのこと。
もとは、一人っ子政策(少数民族は第2子まで)の徹底や性病予防の
ために、当局が避妊具の普及を図ろうとしたことが、現在の性保健店の
隆盛ぶり(?)につながったのではないかと考えられる。
(終わり)
百度地図のストリートビュー(2014年5月撮影)で延吉市を
観察しているうちに、ぼんやりとわかってきたことがある。
△延吉の按摩店(マッサージ店)
それは、按摩店(マッサージ店)が非常に多い延吉の中でも、店の
看板に下着姿やビキニ姿の若い女性が描かれているような按摩店は、
おそらくは風俗店であろう、ということだ。
△延吉の按摩店(マッサージ店)
単に半裸の若くてきれいな女性が按摩だけをしてくれる店、だとは
考えにくい。
△延吉の按摩店(マッサージ店)
中には、看板の若い女性が、あられもない姿で「来玩吧(遊びに来て)」と
誘う120元(約1800円)の按摩店もある。
△延吉の按摩店(マッサージ店)
一体、按摩店の狭いベッドの上で何をして遊ぼうというのか。
△住宅街ではクッパ1杯10元
120元(約1800円)あれば、延吉ではクッパ(湯飯)が12杯も
食べられる。当地の物価を考えれば、そんなに安いお金ではない。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)