ソウルの中国人街には「新疆」を店名に持つ串焼き店がある。
△ソウル市大林洞の新疆串焼き店(Daum地図より)
一方、延辺朝鮮族自治州の延吉にも、「新疆喀什(カシュガル)」を
店名に持つ串焼き店がある。
△延吉の新疆喀什串城本店(百度地図より)
ソウルの串焼き店「新疆」は、延吉の串焼き店「新疆喀什」と何らかの
関係があるか、あるいは影響を受けた店と見てよいだろう。
△延吉の新疆喀什串城支店(百度地図より)
しかし、そもそも、なぜ、延吉市に新疆ウイグル自治区の
喀什(カシュガル)を店名に冠した串焼き店が存在するのか?
延吉に住むウイグル人の店なのか?
あるいは新疆のカシュガルが羊肉で特に有名な街なのか?
この謎は、百度地図の観察からだけでは解けそうもない。
(終わり)参加カテゴリ:地域情報(アジア)
百度地図のストリートビュー(2014年5月撮影)を見る限り、街中を
走っている日本車以外、延吉と日本の関係をうかがわせるような光景は、
ほぼない。
それでも、延辺大学の外国語学部には英語、ロシア語、日本語の3学科があり、
中でも日本語の教育や研究には力を入れているようだ。
日本語学科の入る建物も、非常にりっぱだ。
△日本風お茶喫茶(?)
これまでのところ、街中で目にした日本関連の店舗は、わずかに3店舗。
日本風のお茶喫茶。調味料などの日本産品を売る店。
そして、「이자카야(イジャカヤ)愛」という店名の居酒屋。
これが全てだ。
(終わり)