韓国において犬肉食需要が最も高まる夏場を前に、犬肉食をめぐり、
大きな動きが起きている。
YTNの報道によれば、最近、韓国でも最大と言われる犬肉市場を抱える
城南市(ソウルの衛星都市)が、市内の食用犬施設を強制的に
撤去した。
裁判所はすでに、「食用犬のは違法」との判断を示している。
犬肉食は韓国のみならずアジアの伝統文化とも言えるので、判断が
難しいところではあるが、個人的には、韓国も犬肉食の面で1日も
早く「脱亜」して欲しいと願っている。
(終わり)
■챔피언 「チャンピオン(直訳)」 2018年5月公開 〇〇---
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2018年、110万を超える観客を動員した映画。
ある誤解からアメリカの腕相撲会を除名された韓国系アメリカ人の
男が、生まれ故郷の韓国で腕相撲選手として再起を果たす物語。
この映画で主演を務めた男優、マ・ドンソク自身が韓国系アメリカ人。
アメリカでのミュージカル俳優としての経歴に加え、大学で学んだ
トレーニング技術を生かしアメリカでトレーナーとして働いていた
経験も持つ、韓国映画界でも異色の俳優だ。
映画の中では、思う存分(?)アメリカ人の英語を披露していた。
■살인재능 「殺しの才能」 2015年 〇----
(311)
2015年に公開されたスリラー風のノワール映画。
保険会社を首になり再就職もままならない男が、恋人の弟に頼まれ、
いやいや手伝った車泥棒をきっかけに、恐るべき犯罪に手を染めて
いくことになる。
夜のネオン街で代理運転の運転手を待つ酔客ばかりをねらい、業者に
なりすまし、依頼者を送ると見せかけ、人目のない場所で依頼者を
殺害、死体を山中に埋めた後、自動車を闇のブローカーに売り渡す
のだ。
最後は、男の犯罪を知ってしまった恋人の弟の口を封じた後、男は
弟の殺害を恋人に打ち明け自首する。
そして、男が犯罪の過程で偶然、手に入れた大金の入った通帳が、
恋人の元に宅配で届けられるシーンで映画は終わる。
物語の展開に吸い込まれはしたが、内容的には理解に苦しむ、非常に
薄気味の悪い映画であった。
(終わり)