福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国の大学院と映画

2021年05月09日 |  〇映画・映画音楽
궤도 이탈자들  「軌道離脱者たち」 〇----
(1418)



2021年に公開されたインディーズ系の映画。4本の短編
作品からなるオムニバス映画だ。

どの作品も「ヲタク」の趣向には合わない作品だったが、
唯一注目したのは、この映画の制作者たち。



作品のエンドロールには、某大学映像大学院のロゴと
文字があった。

外国人の「ヲタク」ではあるが、韓国の地において
映画を志す映画人の卵たちに、心からのエールを送り
たいと思った。


(終わり)

焼き飯も運ぶ配達夫

2021年05月09日 |  ┣銀幕のチャジャン
中華料理店の配達夫を主人公にしたサスペンスの傑作と
言えば、2008年公開の「オフライン」(鑑賞番号1133)。

先日、約1年ぶりに、この映画を再鑑賞した。


△1人暮らしの若い女性の元に餃子を届けた主人公

意外なことには、この映画には「ヲタク」こだわりの
チャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が実物としては、
一度も登場しなかった。

この映画に実物として登場した料理は、チャジャン焼き飯と
餃子の2種類だけだった。


△主人公が配達した「짜장볶음밥(チャジャン焼き飯)」

配達夫を主人公にした韓国映画であっても、必ずしも
チャジャン麺が登場するわけではない、ということだ。


(終わり)

韓映画で愛のサラン麺

2021年05月09日 |  ┣銀幕のチャジャン
2012年公開の韓国映画「鋼鉄隊伍」(鑑賞番号615)ほど、
チャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)愛に溢れた映画も
珍しい。


△アップで映し出されたチャジャン麺

主人公である配達夫の青年は、恋した女子大生に無償の
純愛を貫き、ついには、彼女のハートを射止めた。


△護送される青年にハートマークで愛を伝えるマドンナ

劇中、青年が自分の恋心をチャジャン麺に託して告白
するシーンがあった。


△護送車の中で彼女の気持ちに涙する青年

その時、青年はチャジャン麺を「サラン麺」(愛の麺)と
呼んだ。



切実なのに可笑しくて、それでいて心温まる、実に
いいシーンだった。



どうしても日本語に訳してみたいと思わせるセリフ
だった。


(終わり)

ペットにチャジャン麺

2021年05月09日 |  ┣銀幕のチャジャン

△出前のチャジャン麺を運ぶ主人公

中華料理店の配達夫を主人公にした韓国映画と言って、
真っ先に思い出すのが、2012年公開の「鋼鉄隊伍
(鑑賞番号615)。


△主人公が働く「中華楼」

しがない配達夫の青年と学生運動の活動家である女子
大生の純愛を、コミカルに描いた傑作だ。


△大学のサークル部屋に配達

先日、この映画を約2年ぶりに再鑑賞した「ヲタク」は、
期待していた以上の満足感を得ることができた。


△大学のキャンパスにも配達

間違いなく、1回目に見た時以上に強く心を打たれて
しまった。


△警察幹部もチャジャン麺

純愛物語としても、よくできていたが、実際、この映画
ほど、チャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が数多く
登場する映画も珍しい。

チャジャン麺のオンパレード、と言っても過言ではない。


△アメリカ文化センターを占拠した学生らもチャジャン麺

学生運動の活動家も、そして彼らを取り締まる警察や
機動隊の隊員も。


△機動隊員らもチャジャン麺

皆がチャジャン麺をズルズル食べる様子は、見ていて
あきれるほどだった。


△白人教授も教官室でチャジャン麺

おまけに、この映画では大学の白人教授や、ペットの
ワンちゃんまでもが、出前のチャジャン麺を食べていた。


△ペットのワンちゃんもチャジャン麺(犬の健康を害する行為!)

ここまでチャジャン麺を見せつけられれば、チャジャン麺を
食べないわけにはいかなくなる、というもの。

次回のプサン訪問の際には、必ず1皿はチャジャン麺を
食べたいものだ。


(終わり)

韓映画と愛しの炒肉飯

2021年05月09日 |  ┣銀幕のチャジャン
目下、韓国映画とチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)の
関係にこだわっている「ヲタク」ではあるが、実は、韓国
映画の中に登場してほしいと期待し続けている料理は他にある。

その料理とは、「ヲタク」が30年を超える長きにわたり、
偏愛(偏食?)し続けている韓国式中華のチャプチェパ
(炒肉飯)だ。

チャジャン麺とは同じ韓国式中華料理なのに、なぜか、
チャプチェパが韓国映画に登場することは、まず、ない。

「ヲタク」の観察と記憶が正確なら、これまでに見た
1400本を超える韓国映画の中に、チャプチェパが登場した
映画は1本もなかった。

ところが、である。



つい先日、中華料理店の配達夫を主人公にした純愛コメディ
鋼鉄隊伍」(鑑賞番号615)を再鑑賞した折り、店内の
メニュー板に「잡채밥(チャプチェパ)」の文字を発見した。


△右から2番目がチャプチェパ

メニュー板の文字なので、判読が不可能なシーンが
多かったが、それでもはっきり読み取れるシーンもあった。



メニュー板には右から順に「잡탕밥」「잡채밥」「볶음밥」の
文字が並んでいた。



チャプチェパは、大げさに言えば、「ヲタク」の
韓国語学習の意欲を味覚面から支えてくれた大恩人だ。

いつの日にか映画の中でも出会えることを、楽しみに
待ち続けたい。



(終わり)