福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓映画と日本人受刑者

2021年05月27日 |  〇映画・映画音楽
범털 2  「塀の中の帝王 2:ゼニの戦争」 〇〇〇--
(1432)



2021年に公開された監獄アクション映画。シリーズの
第2作だ。

前作で主人公に敗れ屈辱を味わった巨大組織の会長が、
出所後、刑務所の外からお金の力を使い、再度、主人公の
抹殺をはかろうとする。

会長は、刑務所幹部を買収し、さらに刑務所内に自分の
手足となって働く実行部隊を作る。

しかし、その過程で会長が無残に切り捨てた刑務所内の
有力ヤクザ(プサンの組織)の部下が、刑務所外で
会長に報復を加える。

結局、今回も、塀の中の帝王は危機を脱し、良識派
刑務官とともに刑務所内の平和を取り戻した。


△手前から中国朝鮮族、韓国系アメリカ人、日本人(韓国人俳優)

この映画で印象に残ったのは、刑務所のグローバル化だった。
これは、ある程度、現実の韓国社会の動きを反映したものと
見ていいだろう。

刑務所の中には中国朝鮮族や韓国系アメリカ人もいれば、
日本人もいた。(韓国系アメリカ人受刑者は帝王を助け、
朝鮮族と日本人の受刑者は会長側に付いた。)

日本人受刑者の罪状は、何と「振り込め詐欺」。

実際に、韓国内の「ボイスフィッシング」(振り込め
詐欺)に係っている日本人がいるのだろうか?

ちょっと気になった。


(終わり)

暴力とチャジャン麺

2021年05月27日 |  ┣銀幕のチャジャン
韓国映画とチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)の
関係を探るシリーズ。

チャジャン麺は、誰もがどこででも簡単に食べれる
身近な食べ物であるだけに、人間たちの様々な
ハプニングや暴力に巻き込まれることも多々ある。


△チャジャン麺を食べていたイカサマ相場師

2012年公開のパニック映画「ヨンガシ 変種増殖」(鑑賞
番号290)では、イカサマ相場師の男が、チャジャン麺を
食べている最中に、刑事(主人公の弟)から暴力を振る
われてしまった。


△イカサマ相場師の後頭部を激しくつかんだ刑事

刑事は、いきなり相場師の後頭部をつかみ、相場師の
顔面をチャジャン麺の皿に押し付けた。


△相場師の顔面がチャジャン麺のお皿に

身から出たサビとは言え、相場師の男からすれば、
とんだ災難である。


△チャジャンソースにまみれた顔で苦悶の表情を浮かべる相場師

なかばコミカルなシーンではあったが、見ていて
ちょっと痛々しかった。

やはり、おいしい食べ物は静かに味わってもらいたい
ものである。


(終わり)