私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

断る力

2009-03-16 22:01:01 | なんということはない日常
帯の写真にびっくりしたが、あまりにも沢山本屋に並んでいるので、思わず買ってしまった。

パワー疲れしそうなので、あまり好みではないのだが、
総論→「断る力」の圧倒的な効力を理解する
ホップ→自分のゆるぎない軸を持つ
ステップ→相手への建設的な影響力を発揮する
ジャンプ→「断る力」で、自分と周囲の好循環をつくる。
と章立てしているのは、好き嫌いは別にして分りやすい。

ただ、断る力を身につけて、コモディティからスペシャリティへの道が開けたという、そもそもの始まりにあまり賛同できないため、何か実践しようという積極的な思いは起こらず。各論賛成だが、総論反対とでも言ったらいいのか。

自分のゆるぎない軸を持っていれば、汎用的な人員であっても十分だと思う。
読み終わって、成功と幸せは違うのではないかという思いを強くもったりする。

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(断った時の思い出)
十年ほど前、どう考えても上司が思いつきで資料作成を依頼しているとしか思えなかったので、「その資料は○○なので、あまり意味がないと思う。お話を聞いた限りでは、このようなこと知りたいと望まれているのではないかと思う。もしそうなら、このような資料を作ることが有効だと思われるがどうでしょうか?」著者が言うとおり、提案した相手を否定せずに、更に作成する私も作りながらむなしい思いをしなくて済むような資料内容を提案してみたつもりだった。
その上司からは、特に何も言われなかったのだが、その話を横で聞いていた先輩社員に非常に怒られた。
「その資料が有効かどうかは、上司が判断する仕事でお前の仕事ではない。お前の仕事は、指示通りに的確な資料を作ることだ。」と言われたのだ。

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この時どうするのがよかったのか、10年経ったいまでもちょっと悩んだりする。



断る力 (文春新書)
勝間 和代
文藝春秋

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カインとアベル 第5話

2009-03-16 21:59:45 | 韓国ドラマ か行
自分が誰かも分からずに、自分を助けてくれた脱北メンバーたちと行動をともにするチュイン。
人を助ける段になると、自分でも気付かぬうちに手が動くのは、さすがだ。。。
しかし自分が誰かわからない無法者になっているため、危険も顧みず、医薬品を盗み出したりするチュイン。
(どこを見ているのかも分からないソ・ジソプの目が怖い・・・)
逃げている最中にソヨンが町中に貼り付けた自分のポスターをみつけ、思わず立ち止まってしまうチュインだが、悲しいかな自分が誰かが分からないゆえ、どうしていいかわからず。結局脱北者としてつかまってしまうチュイン。
「脱北者で捕まった者でここから生きて出たものはいない」と聞かされるチュインだが、自分が誰かも分からないから仕方ないと。。。ただ黙って牢屋の中に座り続けるのだが。。。生きてここから出たものはいないという言葉の通り、ヨンジの兄も牢屋の中でぼこぼこにされる。
脱北者にとって牢屋の中は生き地獄らしい。

1人街中にポスターをはり、チュインの帰りを待つソヨン。諦めなさいという友人の言葉にも耳を貸さないが、「ソヌが何故急にあなたの前から姿を消して戻ってこなかったか、知っている?戻りたくても病気で戻れなかったのよ。」と彼が病気で自分の元を去ったことを知らされるソヨン。(そしてその病気はまた再発しているのだ。それも悪性らしい。。。。どうする)

テレビでチュインが生きていることを知ったソヌは、1人チュインが拘束されている牢屋に向かうが、彼が正直にチュインが生きていたというとは思えず。

「お父さんがセンターの後継者にチュインを指名しているのよ。彼を探してはだめ。。。」という母の言葉に従うはずだ。病院だけでなく自分が愛しているソヨンまで彼のものになってしまっているのだ。。。。いくら本当の兄弟のように育っていったとしても・・・悪魔がささやく一瞬が絶対あるはずだ。(だからカインとアベルなんだろうし)

なにも知らないヨンジは、やさしいチュインのことを心の支えにしつつ、脱北。チュインが兄と一緒に捕らえられているとはしらずに、韓国の地に降り立つのだ。
***
「チュインを探してはだめよ。」という母の叫びが怖い。血のつながりと権力が一緒になり、欲望はとどまるところを知らず。