亡くなったヨンジの兄カンチョルのおじさん@ガンウとして帰国するチョインだが、ガンウであることを証するものなどなく・・・ヨンジに会わせることも何故か政府の職員は行わず、このまま何も証拠がなければ中国に送り返されることになるチョインの最後の頼みはやはりヨンジと会うことだけだ。
「お兄ちゃんが・・・韓国に来ているんですね。」中国語と日本語も出来、ガイドの経験もあるのにこの不景気で仕事が何もないヨンジにとって、兄と再会できるのは何事にも変えがたいことのはず。しかしヨンジを待ち構えていたのは、兄の遺影と骨壷。そして「叔父のガンウです。」と政府の職員に連れられて自分の目の前に連れて来られたのは、なんとあのチョインではないか。
記憶喪失という事実と、このままでは中国に送還されると聞き、更に拉致されたのではということなど・・・彼の周りの様々な疑惑を思い、涙に咽びながらも「叔父のガンウです」とチョインが自分の親戚であることを認めるヨンジ。
お兄ちゃんの亡くなった日のことを聞かせてくださいと涙ぐむヨンジに「日差しが眩しい晴れた日でした。」と話して聞かせるチュイン。
「お兄ちゃんからの最後の贈り物だから」と彼と一緒にいる決心をするヨンジ。その決心はチュインも一緒だが・・・・
「俺が記憶を取り戻すまでガンウでいいと兄さんが言ってくれたんだ。ありがとう。このことは絶対に忘れないよ。それにもし記憶が戻ってもずっと君にとってはガンウおじさんでいるよ。」ガンウおじさんから優しいお医者さんチュインに戻って欲しいヨンジの心境は複雑。
***
「変な奴らに追われていました。だから拉致されたのかも・・・ソヨンさんにはとてもそんなこと言えませんでした。」というヨンジの告白に「分りました。このことは秘密にお願いします。」というソヌ。
兄さんとチョインの間に秘密があるとは知らないヨンジはソヌに全てを打ち明けてしまうのだ。どうせならソヨンに打ち明ければよかったものを・・・
しかし、多くを語らず、ヨンジの信頼を勝ち取るソヌ。
「あなたの歌が聴けなくても、あなたの笑い声が聞こえなくても頑張る・・・」チョインの墓の前で涙ぐむソヨンだが、手術中に自分の手を握り締めていたのは、チョインでなく、ソヌだと聞き、やや複雑な心境にあると思われるソヨン。
保身の嘘。保身と愛憎の混ざった嘘。そして愛情からの嘘。
4人の主要人物の間だけでも様々な種類の嘘があり、複雑である。
今の所、嘘をついていないのは、記憶喪失中のチュインにだけだ。
記憶がないので、嘘のつきようがないのである。
「お兄ちゃんが・・・韓国に来ているんですね。」中国語と日本語も出来、ガイドの経験もあるのにこの不景気で仕事が何もないヨンジにとって、兄と再会できるのは何事にも変えがたいことのはず。しかしヨンジを待ち構えていたのは、兄の遺影と骨壷。そして「叔父のガンウです。」と政府の職員に連れられて自分の目の前に連れて来られたのは、なんとあのチョインではないか。
記憶喪失という事実と、このままでは中国に送還されると聞き、更に拉致されたのではということなど・・・彼の周りの様々な疑惑を思い、涙に咽びながらも「叔父のガンウです」とチョインが自分の親戚であることを認めるヨンジ。
お兄ちゃんの亡くなった日のことを聞かせてくださいと涙ぐむヨンジに「日差しが眩しい晴れた日でした。」と話して聞かせるチュイン。
「お兄ちゃんからの最後の贈り物だから」と彼と一緒にいる決心をするヨンジ。その決心はチュインも一緒だが・・・・
「俺が記憶を取り戻すまでガンウでいいと兄さんが言ってくれたんだ。ありがとう。このことは絶対に忘れないよ。それにもし記憶が戻ってもずっと君にとってはガンウおじさんでいるよ。」ガンウおじさんから優しいお医者さんチュインに戻って欲しいヨンジの心境は複雑。
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「変な奴らに追われていました。だから拉致されたのかも・・・ソヨンさんにはとてもそんなこと言えませんでした。」というヨンジの告白に「分りました。このことは秘密にお願いします。」というソヌ。
兄さんとチョインの間に秘密があるとは知らないヨンジはソヌに全てを打ち明けてしまうのだ。どうせならソヨンに打ち明ければよかったものを・・・
しかし、多くを語らず、ヨンジの信頼を勝ち取るソヌ。
「あなたの歌が聴けなくても、あなたの笑い声が聞こえなくても頑張る・・・」チョインの墓の前で涙ぐむソヨンだが、手術中に自分の手を握り締めていたのは、チョインでなく、ソヌだと聞き、やや複雑な心境にあると思われるソヨン。
保身の嘘。保身と愛憎の混ざった嘘。そして愛情からの嘘。
4人の主要人物の間だけでも様々な種類の嘘があり、複雑である。
今の所、嘘をついていないのは、記憶喪失中のチュインにだけだ。
記憶がないので、嘘のつきようがないのである。