私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

カイルとアベル 第8話

2009-03-19 22:32:28 | 韓国ドラマ か行
兄カンチョルの納骨にやってきたチュインとヨンジは、チュインの墓にやってきていたソヨンとニアミス。
何か感じながらソヨンを見つめるチュインの姿に不安を感じたヨンジは、思わず彼の手をひっぱってしまうのだ。
ソヨンに見つからないように逃げ出すヨンジを誰も責めることなどできるはずはない。
早々に書類を準備し、チュインとの生活を始めるヨンジ。
北朝鮮では使わなかっただろう外来語を部屋中にはり、なんとか韓国の生活に慣れようとしている彼女の姿を見て、微笑ましく思うチュイン。
チュインがどこかに行ってしまうのではないかと心配なヨンジは、自分の住所と名前を刺繍した名札をチュインに持たせ「何があっても一人で出かけないこと」と約束させるのだ。
(心の中と口にする言葉のギャップに彼女の悲しさを感じて涙・・・)
チュインも兄カンチョルとの約束を守り、彼女のそばを離れないようにするのだが、なんと健康診断に行った先であの兄カンチョルを殺したジスに遭遇。脱北してきたものの麻薬中毒で入院させられていたらしいのだ。
「お前達さえいなければ・・・」麻薬の密売を邪魔された恨みからチュインに襲い掛かるジスは、なんとヨンジと彼の住んでいるところに先回りするのだ。
それを阻止しようとするチュインだが、同じ頃彼女もチュインの身の危険を感じて自分達のアパートに向かっているところだ。

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一挙にあっちの話とこっちの話が繋がってきた。
ヨンジがチュインの秘密を握っているではと彼女を監視しているのは、兄ソヌ。
金の匂いがするからと、中国から兄ソヌをゆすりにきた二人組み。
そしてその二人組みと兄ソヌが一緒にいる所を見てしまい、兄ソヌがチュインの記憶喪失と関係あることを気づいてしまったヨンジ。
(ここでチュインを心配し、自分達のアパートに駆けつけるところで、多分ジスと鉢合わせするものと思われる。)


兄ソヌの身辺もあわただしい。
更に口の軽い主治医のせいで、自分の病気が再発したことを知られてしまう兄ソヌ。勿論あの継母は自分の心臓を差し出しても、彼の病気を治したいのだが、そんなことは出来るわけなし。
少しずつ出口がなくなっていく兄ソヌ。ソヨンがチュインのことを何時までも忘れられないことに腹を立てるが、「愛する人を送るにはこのくらいの痛みは当然よ。私よりチュインのことが頭から離れないのはあなたの方よ。」と冷たい言葉を突きつけられるソヌ。
確かにソヨンの言うとおりだ。
***

脱北してきたジスのパートが結構おどろおどろしいのだ。
薬ですっかりどうにかしていると姿と、北朝鮮訛りの台詞が妙にマッチし、妙な雰囲気だ。