BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

虚構推理 第4話 『アイドルは鉄骨に死す』 感想

2020-02-02 17:59:33 | 虚構推理
前回に引き続き、「鋼人七瀬」回。

ようやく生前の七瀬かりんの紹介になったわけだけど、さすがに原作が10年近く前のものだけのことはあって、今見ると、細部のディテールが、古いなー、と感じて、ちょっと泣きたくなる。

てか、恥ずかしい。

だって、いまどき、あんな鋼人七瀬のサイトなんか作らないよね。

あれ、見た目からして10年前のSNSが出てくる前のタイプじゃん。

さすがに、ああいうディテールは今風にしようよ。

禁書目録や超電磁砲だって、昔はガラケーだったものが、ちゃんとスマフォに変わったりするわけだから、さ。


で、その鋼人七瀬だけど、確かに巨乳アイドルとは原作にもあったけど、あれは巨乳じゃなくて奇乳の一歩前だろ、さすがに。

あと、あの無駄にそれっぽく描こうとしているアイドル・七瀬かりんとかなんなの?

彼女が出ているテレビ番組のOPなんて、あんなに力入れなくてもいいでしょ。

絶対、作画リソースの無駄遣いじゃん。

どうでもいいところで、製作サイド、悪ノリがすぎるな。

というか、アニメ製作者の脳みその中身が、マジでアニメしか見たことない、ってのを、そのまま表しているようで、ちょっと呆れる。

少しは、『映像研には手を出すな!』でも見て、描写におけるリアリズムを学習してこいよ、と思うよ。


そのあおりで、紗季の部屋の描写とか、もう完全に手抜きじゃない。

生活感がない、というのに、意外と明るくちゃんと描いているし。

なんだかなぁー。


でも、まぁ、はっきり言って、なんちゃって推理もののこの原作は、アニメ化に向いていたなかった、ということなんだろうな。

やっぱりね、あのコミカルな感じで描かれた妖怪は、ホント、ダメだわ。

だってさ、紗季さんは、あれを見て心底、怯えなくちゃいけないはずなんだよ。

でも、そういう緊張感は皆無じゃない。

なんか、キモかわいいタイプのぬいぐるみが飛んできてるような妖怪ばっかりで。

いや、妖怪ウオッチじゃないんだからさ。

それに、この番組、夕方のキッズアニメじゃないんだからさ。

琴子や紗季のシャープな絵面に負けないくらい、基本的には「怖い」妖怪にしてくれないと、もう、全部台無しだよ。。。

ということで、この先も、あまり期待できないんだろうなぁ。

はーあ。。。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第5話 『あなたが割って入る隙間なんてないんですよ?』 感想

2020-02-02 01:31:15 | まどマギ
一週おいて、忘れた頃に、マミさん登場w

しかし、一瞬、いろはが魔女化したのはなんだったんだろう?

てっきり、まどマギ映画版のときのさやかのように、すでに魔女が本体で、普段は人間の姿をしながら人間社会で活動しているような存在かと思ったのだけど、どうやら違うみたい。

そりゃあ、マミさんじゃなくても、いろはは魔女だから、即刻殺すべき、とは思うよね?

もっとも、その後のCパートで、かえでも、魔女による絶体絶命の危機に、自ら魔女の力を行使して難を逃れていたから、どうやら魔女化は、この神浜に固有の現象、ということなんだろうけど。

うーん、よくわからないな。

ただ、ようやく何が問題なのかは、わかってきたような気はする。

とはいえ、この神浜の問題に突き当たるまでの間に、こんなにキャラがでてくる必要があったのかな、と思ってしまうかな。

もう少し、シンプルに、まずは3話くらいまで問題の核心とは言わずとも、片鱗をちゃんと見せればいいのに。

まぁ、この先、解くべき謎なんだろうけど。

しかし、マミさんは、まだ登場するのだろうか?

正直、マミさんって、まどマギ3話の、首チョンパされてしまった魔法少女というイメージしかないから、こんなふうに、しっかり魔法少女されると、それだけでパラレルワールドなんじゃないかと思えてくるけどw

せっかく出てきたのなら、もっとちゃんと活躍してほしいかな。

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五等分の花嫁 第119話 感想5: 120話以降、零奈=五月の「御守り」が顧みられることはあるのか?

2020-02-02 00:05:38 | 五等分の花嫁
118話の最後のチラッと出てきた「御守り」のことね。

五月が最初に零奈に扮した時に、ボートから上がる際に風太郎に渡した「御守り」。

あの中には何が入っていたのだろう?

五月は、風太郎が自信をもてたら中を確かめて、と言っていたわけのだけど、あいにく、あの御守は、その後、風太郎が雪も積もるような冬の寒い日に川に落ちた際、二乃を救うか、御守を確保するか、の二択を迫られた結果、そのまま川に流されてしまった。

なので、今はもう風太郎の手元にはない(はずの)御守り。

でも、その回想場面が118話でチラ見せされた、ということは、そして、119話で、その話はなかったかのように、というか、そもそも118話なんてなかったかのように、風太郎と四葉のバカップルぶりが描かれたことを思うと、やっぱり、120話以降で、あの中身についても言及されるのかな。


一応、最初に言っておくと、あの中身は、直後にでてきたプリクラだ、と受け止められているようだけど、それは、さすがに了解し難い。

だから、あの直後の五月のスマホに貼られたプリクラはミスリードだと思う。

だって、あれ、42話で自信喪失中の風太郎に対して、いかにも咄嗟に御守りのなかに入れた感じだったけど、その時にプリクラをシールのまま、持っているものなのかな?

いや、持っている可能性は否定しないけど。

でも、この零奈なりすましに対して疑問をもっていた五月だったら、事前になにか用意しておくような気がするのだけど。

まぁ、それがプリクラだった、というなら、それはそれで納得はできないこともないのだけど、でも、それも含めて、巧妙なミスリードだと思うのだけどね。

118話の内容にそくせば、あの時の意気消沈している風太郎に対して、「あなたは一人ではない」というメッセージを伝えることができるものだった、ということ。

なにかプリクラ以外のメモ的なものが入れられた、と思うのだけど。


もっとも、あれが確かに、五月、風太郎、らいは、の3人で撮ったプリクラで確定だったとしたら、むしろ、あの42話の時点で、すでに五月は、十分、風太郎のことを意識していた、ということだよね。

最低でも友だちであることを自覚するくらいには。

だったら、日の出祭の「君もわたしの理想」発言までを含めて、五月が、少しずつ一歩一歩、風太郎との距離を詰めてきていたことの証しと受け止めることができる。


あと可能性としてあるのは、あれがプリクラだったとして、風太郎はすでに御守りの中を見ていて、だから、零奈の正体は五月であることを突き止めていた、というもの。

それなら風太郎が、修学旅行の後、零奈=五月を呼び出してスクラップブックを手渡すことができたのも説明できる。

ただし、読者からすると、「零奈問題」というこの作品の最大級の謎が、いつの間にか、はるか昔に解決されていたことになり、盛大に騙されたことになる。

とりわけ、この事実の読者からの隠匿は、そうとう悪質なものといえるので、もしもそうなら、読者が荒れることは必至。

さすがにそんな仕込みは作者もしないだろうから、風太郎は御守りの中身は知らない、ということにしてよいのだと思う。

だとすると、118話の中であの御守りのことが振り返られたことの意味とは、中身が何であれ、風太郎はあの御守りをなくしてしまって、中身を確認することができず、五月が込めたメッセージが伝わることは、金輪際ありえないということ。

むしろ、その「失われたメッセージ」を巡る騒動が、ポイントなのだろうね。

もう一つ、ウルトラCとして、あの川でなくした御守りを、実は三玖が拾っていて、中身を見てしまっており、そこから風太郎が五月のことを大事に思っていることを知って、だから、日の出祭の時に「風太郎への恋がかなわない」と思っていたというもの。

まぁ、ありえなくはないけどね・・・、ぐらいの話。


とにかく、御守りは、6年前の京都の出来事を含めて、この物語の中核をなすものであることは間違いないので、118話でそのことを読者にわざわざ思い出させたことには、やはり何らかの意図があるはず。

となると、そのお守りの件で、京都への修学旅行のさなか、風太郎から、お前は信用できない、と通告された一花が出張ってくる感じかな。

ともあれ、あの御守りの話が、この終盤において無視される、ということないはず。

そこが突破口になるのだろうね。

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