120話のタイトルからすると、すでに物語の語り手の気分は、5年後に飛んでいる。
だったら、121話は、いきなり5年後の世界で始まってもおかしくはない。
そもそも、120話って、風太郎と五つ子は、高校を卒業後、それぞれの道を歩み始めた、ってことを表していたわけだよね。
風太郎は、東京の大学へ。
五つ子は、それぞれ、
一花は、女優
二乃は、ケーキ屋さん (大学進学はやめた?)
三玖は、調理師 (パン屋さん?)
四葉は、スポーツ推薦の大学 (どこ?)
五月は、大学進学 (地元?)
という道。
風太郎は、高2のときとはいえ、全国模試で3位をとるような優等生なので、東京の大学、というからには、東大か、滑り止めでも早慶くらいには行くのだろうな、と思ったけど、あ、そうか、家が裕福じゃないから、私大進学はありえなくて、となると、東大か一橋、って感じなんだろうな。
ということは、末は霞が関の官僚か、丸の内に本社のある、たとえば三菱村のどこか?、に就職、ということになるんだろうな。
・・・などと最初は思っていたのだけれど、でも、それじゃ、どう考えても(四葉に限らず)五つ子が花嫁になるルートなんてないじゃん!、と思ってしまった。
いや、普通、大学進学で上京したら、そこでそれ相応の出会いがあって、そこで付き合う相手も生まれて、場合によったら同棲したりして、・・・、って展開が当たり前だよね。
そうすると、むしろ、あれ、これ、もしかしたら在学中に竹林とつきあったりしない?、だって、竹林も十分優秀な子だから、きっと大学は東京に進学しているよね?、とか思ってしまったりして。
もっとも、竹林は竹林で、小学生時代の同級生の男子と相変わらず付き合っていたみたいだから、それこそ二人して早稲田とか慶応に進学、とかしてそうだなぁ・・・と。
となると、やっぱり、風太郎と竹林が付き合う展開はないよね。
じゃあ、全国デビューした女優・一花か?とかも思ったけど、それならなおさら付き合いにくくなるだろうから、それも現実的ではない。
そうすると、逆に、風太郎が、地元に戻ってくる可能性を考えないと難しい。
・・・と考えてきて、思いついたのが、あ、そうだ、教育実習があるじゃん!と思ったのだった。
教育実習で母校にやってきて、そこで、同じく教育実習で来た五月と再会。
それで、いろいろあったけど、結局、風太郎は五月とゴールイン。
うん、この一択だな!
と思ってきた。
てか、これが最もキレイで、最も整合性のある終わり方だろう、ということで。
再会後、「いろいろあったけど」、というのは、もちろん、零奈のことをすでに高校時代の思い出話として語ったりして、とかね。
なんだったら、物持ちのよさそうな五月は、風太郎に再会したとき、零奈のコートを纏っていてもいいかも。
それなら、めんどくさい確認事項をすっ飛ばして、「なんだ、やっぱり、お前だったか」とか言って、あっさり答え合わせのフェーズに入りそうだし。
といっても、多くの「伏線」はすでに5年(4年?)経った風太郎には「自明」のこととして全て推理ができてしまっていて、それも含めて、五月と風太郎の間で、あの頃は、という、昔話にひとしきり花を咲かせることになりそう。
その上で、さらに物持ちのいい五月は、いまだに(機種更新した)スマフォにも、例の、風太郎、らいは、五月の映っているプリクラを貼っていて、その事実に風太郎が気がついて、あれれ・・・、という展開にある。
で、五月と風太郎でゴールイン!
・・・ありえそうな話でしょ?
この展開で問題があるとすると、そもそも、らいはに苦労をさせたくないから勉強して「エラく」なって金を稼ぐ、ということを、さしあたっての目標にしていた風太郎が、「教師」を仕事に選ぶのかどうか?ということ。
風太郎の能力なら、もっと稼げる仕事にも就けるだろうに、どうしてまた薄給の教師?、ということになるのだろうけど。
でも、まぁ、その進路を選択するきっかけになったのが、五つ子への家庭教師だった、ということなら、いささか鼻白むところはあるもののw、納得の展開ではある。
五つ子との出会いを通じて、風太郎も変わることができた。
で、この、風太郎が教師になる、という展開になった場合、彼の決断を促した言葉があったとすれば、それは、日の出祭の最終日に、無堂事件が解決した後の五月からかけられた、
「君も私の理想なんだよ」
という言葉に違いない。
というか、それなら物語全体の整合性もキレイに取れるから。
なぜなら、この物語自体は、五月が風太郎に勉強を教えてほしい、という問いかけから始まったものだったから。
そして、最初はすれ違っていた五月と風太郎の関係も、「君も私の理想」の言葉が発せられたときには、良好な関係にまで達していたから。
その後、教師になる夢のために大学進学をかなえることができた五月にしてみたら、風太郎は、文字通りの「恩師」でもある。
だから、きっと進学して以後の五月は、口調も母のまねから解放されて、自分らしさを取り戻すことができたのだと思う。
そんな万感の想いを携えたところで、風太郎と再会したら、そりゃあ、コロッといくよねw
だって、高3のときとは違って、気持ちは多分、もうダム決壊直前です!、ってところまで達していたはずだから。
一方、風太郎にしても、五月とのやりとりがあったから、なんとかなった、という思いもきっとあったことだろうし、それで、再会した時に、いや実は零奈だったんです、ってバレたら、もうどうしようもないよね?
いや、じゃあ、四葉は何だったの?ってことになるのだけど。
でも、115話から120話までの四葉の態度を見れば、ある意味で、四葉は四葉で、自分の道を過去を振り返らずに進む、という方向に、すでに日の出祭3日目に決断してしまっていたと思うのだよね。
だから、彼女は、113話で、当初、保健室から逃げ出していたわけで。
あれは、もちろん、自信がないから逃げ出していた、ということもあるけど、そもそも、自分は、6年前の京都での風太郎との約束(という呪縛)から解放されて、違う道を目指すべきなんだ、と、それこそ憑き物が取れるような感じを持っていたのだと思う。
じゃあ、なんで119話で、風太郎のプロポーズを受けたのか?ということになるわけだけど。
でも、それにしたって、四葉からしたら、この受験や卒業を控えた時、風太郎や他の姉妹の感情を損ねて、皆を不幸にすることが、最悪のシナリオとして想定されてしまっていたから、なのではないか、と思う。
つまり、四葉からすれば、自分のせいで風太郎や五月たちが受験に失敗し、その余波で、たとえば一花は卒業ができなくなる、みたいな事態が起こることに対して、それこそもう、例の転校事件の経験から、トラウマとして恐怖していたのだと思う。
で、ここで思い出さなくちゃいけないのは、四葉は、国語が得意で、演技が得意だということ。
四葉は、風太郎と他の姉妹の「心情」を読んだ上で、今の6人の危うい関係が破綻しないように「風太郎の想い人」を演じることを選んだのだと思う。
それなら、四葉が最後まで、「風太郎くん」ではなく「上杉さん」という呼び方をやめなったこともわかる。
四葉は、風太郎の呼び方を変えないことで、自分を律していたのだと思う。
もうこれ以上、他人の人生を自分のせいで壊したくない・・・、その一心だった。
そういう意味では、多分、四葉が国語が得意、というのも、先天的なものではなく、きっと転校事件を起こしてしまった結果、常に周りの人の「真意」に敏感になったからなのだと思う。
だって、もともと四葉は、空気を読まずに我が道を歩むタイプの「挑戦者」キャラだったわけだから。
そういう意味では、四葉が、もう周りの空気を読むことではなく、自分の本来の得意技である「身体能力」を活かす方向で、体育大学にスポーツ推薦で進学する、というのは、この上ない解放感を与えたのだと思う。
ということで、四葉は四葉で、もう、日の出祭の一部始終で、過去を精算して、真面目に前向きに自分の道を探ろうという「挑戦者」のモードになっていたのだと思う。
もちろん、日の出祭の一部始終、には、体調を壊して倒れている間、周りが自分を支えてくれたことで「報われた」と実感できたことも含まれる。
そうして、四葉は変わることを選ぶことができた。
得意科目は「国語」ではなく「体育」である、という本来の自分の方向で。
・・・ということなのだと思う。
だから、四葉が日の出祭で風太郎に選ばれたのは、感想1で書いたように、ひとえに、それまで物語を縁の下で支えてくれたことへの功労賞、作者からの贈り物だった。
もちろん、四葉からすれば、風太郎が選んでくれたことはものすごく嬉しいことだったし、自分が風太郎を「好き」であることも間違いないことなのだけれど、
でも、それを選ぶことのリスクも直感的にわかってしまうし、
それ以上に、すでに四葉の心は、次の「挑戦の舞台」に向かっていたのだと思う。
そして、そうした目標ができてしまったら、他のことは顧みれないところが、本来の四葉らしさ、ということで。
つまりは、四葉の中では、日の出祭での風太郎にキスした時点で、すでに風太郎への(本当の)想いにはケジメがついていた。
だから、こう書くと四葉推しの人からは怒られそうだけど、115話から120話までの四葉は、ずっと「風太郎を好きな四葉」を演じていたのだと思う。
自分の最愛の姉妹と風太郎を破滅の危機から救うために。
なにしろ、四葉は、演技の巧者なのだから。
その意味では、姉妹の中で最も「大人」だったのは、(一花でも二乃でもなく)四葉だったのだと思う。
そして、多分、四葉は、一連の零奈事件から、五月が風太郎に抱いている感情にも気づいていた。
・・・のだが、さすがに長くなったので、一度、ここで切っておこう。
とにかく言いたかったことは、風太郎は4年後、教育実習で帰省したときに、母校で、同じく教育実習にやってきた五月と再会し、そのままゴールイン、ということ。
だから鐘キスの相手もきっと五月w
だったら、121話は、いきなり5年後の世界で始まってもおかしくはない。
そもそも、120話って、風太郎と五つ子は、高校を卒業後、それぞれの道を歩み始めた、ってことを表していたわけだよね。
風太郎は、東京の大学へ。
五つ子は、それぞれ、
一花は、女優
二乃は、ケーキ屋さん (大学進学はやめた?)
三玖は、調理師 (パン屋さん?)
四葉は、スポーツ推薦の大学 (どこ?)
五月は、大学進学 (地元?)
という道。
風太郎は、高2のときとはいえ、全国模試で3位をとるような優等生なので、東京の大学、というからには、東大か、滑り止めでも早慶くらいには行くのだろうな、と思ったけど、あ、そうか、家が裕福じゃないから、私大進学はありえなくて、となると、東大か一橋、って感じなんだろうな。
ということは、末は霞が関の官僚か、丸の内に本社のある、たとえば三菱村のどこか?、に就職、ということになるんだろうな。
・・・などと最初は思っていたのだけれど、でも、それじゃ、どう考えても(四葉に限らず)五つ子が花嫁になるルートなんてないじゃん!、と思ってしまった。
いや、普通、大学進学で上京したら、そこでそれ相応の出会いがあって、そこで付き合う相手も生まれて、場合によったら同棲したりして、・・・、って展開が当たり前だよね。
そうすると、むしろ、あれ、これ、もしかしたら在学中に竹林とつきあったりしない?、だって、竹林も十分優秀な子だから、きっと大学は東京に進学しているよね?、とか思ってしまったりして。
もっとも、竹林は竹林で、小学生時代の同級生の男子と相変わらず付き合っていたみたいだから、それこそ二人して早稲田とか慶応に進学、とかしてそうだなぁ・・・と。
となると、やっぱり、風太郎と竹林が付き合う展開はないよね。
じゃあ、全国デビューした女優・一花か?とかも思ったけど、それならなおさら付き合いにくくなるだろうから、それも現実的ではない。
そうすると、逆に、風太郎が、地元に戻ってくる可能性を考えないと難しい。
・・・と考えてきて、思いついたのが、あ、そうだ、教育実習があるじゃん!と思ったのだった。
教育実習で母校にやってきて、そこで、同じく教育実習で来た五月と再会。
それで、いろいろあったけど、結局、風太郎は五月とゴールイン。
うん、この一択だな!
と思ってきた。
てか、これが最もキレイで、最も整合性のある終わり方だろう、ということで。
再会後、「いろいろあったけど」、というのは、もちろん、零奈のことをすでに高校時代の思い出話として語ったりして、とかね。
なんだったら、物持ちのよさそうな五月は、風太郎に再会したとき、零奈のコートを纏っていてもいいかも。
それなら、めんどくさい確認事項をすっ飛ばして、「なんだ、やっぱり、お前だったか」とか言って、あっさり答え合わせのフェーズに入りそうだし。
といっても、多くの「伏線」はすでに5年(4年?)経った風太郎には「自明」のこととして全て推理ができてしまっていて、それも含めて、五月と風太郎の間で、あの頃は、という、昔話にひとしきり花を咲かせることになりそう。
その上で、さらに物持ちのいい五月は、いまだに(機種更新した)スマフォにも、例の、風太郎、らいは、五月の映っているプリクラを貼っていて、その事実に風太郎が気がついて、あれれ・・・、という展開にある。
で、五月と風太郎でゴールイン!
・・・ありえそうな話でしょ?
この展開で問題があるとすると、そもそも、らいはに苦労をさせたくないから勉強して「エラく」なって金を稼ぐ、ということを、さしあたっての目標にしていた風太郎が、「教師」を仕事に選ぶのかどうか?ということ。
風太郎の能力なら、もっと稼げる仕事にも就けるだろうに、どうしてまた薄給の教師?、ということになるのだろうけど。
でも、まぁ、その進路を選択するきっかけになったのが、五つ子への家庭教師だった、ということなら、いささか鼻白むところはあるもののw、納得の展開ではある。
五つ子との出会いを通じて、風太郎も変わることができた。
で、この、風太郎が教師になる、という展開になった場合、彼の決断を促した言葉があったとすれば、それは、日の出祭の最終日に、無堂事件が解決した後の五月からかけられた、
「君も私の理想なんだよ」
という言葉に違いない。
というか、それなら物語全体の整合性もキレイに取れるから。
なぜなら、この物語自体は、五月が風太郎に勉強を教えてほしい、という問いかけから始まったものだったから。
そして、最初はすれ違っていた五月と風太郎の関係も、「君も私の理想」の言葉が発せられたときには、良好な関係にまで達していたから。
その後、教師になる夢のために大学進学をかなえることができた五月にしてみたら、風太郎は、文字通りの「恩師」でもある。
だから、きっと進学して以後の五月は、口調も母のまねから解放されて、自分らしさを取り戻すことができたのだと思う。
そんな万感の想いを携えたところで、風太郎と再会したら、そりゃあ、コロッといくよねw
だって、高3のときとは違って、気持ちは多分、もうダム決壊直前です!、ってところまで達していたはずだから。
一方、風太郎にしても、五月とのやりとりがあったから、なんとかなった、という思いもきっとあったことだろうし、それで、再会した時に、いや実は零奈だったんです、ってバレたら、もうどうしようもないよね?
いや、じゃあ、四葉は何だったの?ってことになるのだけど。
でも、115話から120話までの四葉の態度を見れば、ある意味で、四葉は四葉で、自分の道を過去を振り返らずに進む、という方向に、すでに日の出祭3日目に決断してしまっていたと思うのだよね。
だから、彼女は、113話で、当初、保健室から逃げ出していたわけで。
あれは、もちろん、自信がないから逃げ出していた、ということもあるけど、そもそも、自分は、6年前の京都での風太郎との約束(という呪縛)から解放されて、違う道を目指すべきなんだ、と、それこそ憑き物が取れるような感じを持っていたのだと思う。
じゃあ、なんで119話で、風太郎のプロポーズを受けたのか?ということになるわけだけど。
でも、それにしたって、四葉からしたら、この受験や卒業を控えた時、風太郎や他の姉妹の感情を損ねて、皆を不幸にすることが、最悪のシナリオとして想定されてしまっていたから、なのではないか、と思う。
つまり、四葉からすれば、自分のせいで風太郎や五月たちが受験に失敗し、その余波で、たとえば一花は卒業ができなくなる、みたいな事態が起こることに対して、それこそもう、例の転校事件の経験から、トラウマとして恐怖していたのだと思う。
で、ここで思い出さなくちゃいけないのは、四葉は、国語が得意で、演技が得意だということ。
四葉は、風太郎と他の姉妹の「心情」を読んだ上で、今の6人の危うい関係が破綻しないように「風太郎の想い人」を演じることを選んだのだと思う。
それなら、四葉が最後まで、「風太郎くん」ではなく「上杉さん」という呼び方をやめなったこともわかる。
四葉は、風太郎の呼び方を変えないことで、自分を律していたのだと思う。
もうこれ以上、他人の人生を自分のせいで壊したくない・・・、その一心だった。
そういう意味では、多分、四葉が国語が得意、というのも、先天的なものではなく、きっと転校事件を起こしてしまった結果、常に周りの人の「真意」に敏感になったからなのだと思う。
だって、もともと四葉は、空気を読まずに我が道を歩むタイプの「挑戦者」キャラだったわけだから。
そういう意味では、四葉が、もう周りの空気を読むことではなく、自分の本来の得意技である「身体能力」を活かす方向で、体育大学にスポーツ推薦で進学する、というのは、この上ない解放感を与えたのだと思う。
ということで、四葉は四葉で、もう、日の出祭の一部始終で、過去を精算して、真面目に前向きに自分の道を探ろうという「挑戦者」のモードになっていたのだと思う。
もちろん、日の出祭の一部始終、には、体調を壊して倒れている間、周りが自分を支えてくれたことで「報われた」と実感できたことも含まれる。
そうして、四葉は変わることを選ぶことができた。
得意科目は「国語」ではなく「体育」である、という本来の自分の方向で。
・・・ということなのだと思う。
だから、四葉が日の出祭で風太郎に選ばれたのは、感想1で書いたように、ひとえに、それまで物語を縁の下で支えてくれたことへの功労賞、作者からの贈り物だった。
もちろん、四葉からすれば、風太郎が選んでくれたことはものすごく嬉しいことだったし、自分が風太郎を「好き」であることも間違いないことなのだけれど、
でも、それを選ぶことのリスクも直感的にわかってしまうし、
それ以上に、すでに四葉の心は、次の「挑戦の舞台」に向かっていたのだと思う。
そして、そうした目標ができてしまったら、他のことは顧みれないところが、本来の四葉らしさ、ということで。
つまりは、四葉の中では、日の出祭での風太郎にキスした時点で、すでに風太郎への(本当の)想いにはケジメがついていた。
だから、こう書くと四葉推しの人からは怒られそうだけど、115話から120話までの四葉は、ずっと「風太郎を好きな四葉」を演じていたのだと思う。
自分の最愛の姉妹と風太郎を破滅の危機から救うために。
なにしろ、四葉は、演技の巧者なのだから。
その意味では、姉妹の中で最も「大人」だったのは、(一花でも二乃でもなく)四葉だったのだと思う。
そして、多分、四葉は、一連の零奈事件から、五月が風太郎に抱いている感情にも気づいていた。
・・・のだが、さすがに長くなったので、一度、ここで切っておこう。
とにかく言いたかったことは、風太郎は4年後、教育実習で帰省したときに、母校で、同じく教育実習にやってきた五月と再会し、そのままゴールイン、ということ。
だから鐘キスの相手もきっと五月w