BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ぼくたちは勉強ができない 第148話 『泡沫の人魚姫は約束の[x]に濡つ⑦』 感想: アニメのうるかエンドはマジで本編の先見せだったのか?

2020-02-22 20:16:49 | ぼく勉
うん、今回は、前回の後半のようなもので、特にいうことはなく。

それにうるかが留学先に旅立つ姿は、すでにアニメ2期の最終回で描かれていたし。

前回の流れからすると、それを、真冬先生と先輩がサポートするのも既定路線だから。

まさか、ホントに、真冬が車で送るとはおもってはいなかったけど。

でもまぁ、選択肢がなさすぎだよね、このマンガのキャラ配置では。

ということで、次回、成幸がうるかとどう決着つけるのか。


しかし、改めて思うけど、これ、ホントにラブコメなのかなぁ?

なんか、最後のところで、むりやり恋バナに落とそうとしているだけにしか見えなくて。

すでに、『五等分の花嫁』のすっきりしない終幕を知っているだけに。

むしろ、今は、素直に、恋愛を描けない時代なのかね。

なまじ、複数のヒロインを配置して、その娘たちに、中盤、あれこれチヤホヤされるのが既定路線になっているだけに、ひとりを選ぶのが、作者にとっては苦渋の選択にどうやらなるみたいで。

しかもその着地点の良し悪しで、そのマンガの作品としての評価も、売上という出版社に取っ手の評価も左右されるから。

自分で作った賭場で博打を打つって、一体、なんの罰ゲームだよ?、とも思うよね。

ということで、はたして『ぼく勉』はラブコメとして終わるのか。

それとも、適度に成幸とヒロインたちの成長物語に落ち着いて、あとは、通常営業のスラップスティックで終わるのか。

ただ、その場合は、限りなく『五等分の花嫁』の終幕に近い、煮え切らないものにもなりそうで。

なまじ、今までの展開がラブコメとしてはギャグが多すぎたので、いきなりマジになっても、誰得シリアス?、なオチにもなりそうで怖い。

ともあれ、ホントにうるかエンドで終わりなのか?

それとも旅立ちを見送るだけで、言外に、幼馴染はやはり滑り台、を実践するのか。

難しいところだね。

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鬼滅の刃 第195話 『めまぐるしく』 感想: 鬼化が解けつつある禰豆子は炭治郎を救えるのか?

2020-02-22 14:17:07 | 鬼滅の刃
とにかく、今回は、最後の1カットが最も衝撃的でしょ。

禰豆子が竹を加えるのをやめている上に、右目が鬼の目から人間の目に戻っている。

もっとも、左目はまだ鬼の目のままなのだけど。

そうすると、半鬼・半人間のような状態にあるのかね?

ある意味で、今の右目、というか、右顔が怪物のようになってしまった炭治郎と同じような存在なのか?

問題は、この状態の禰豆子が、足下の無惨戦でどういう意味を持ち、どういう役割を果たすのか?

たとえば、思いつくままに書けば、

せっかく半分人間になったのに、むしろ、炭治郎の鬼化を引き受けて、再び鬼に戻ってしまう。代わりに炭治郎は、人間に戻ることができた。

あるいは、

老齢化が進み、今回、一気に逃亡策に出た無惨が、新たな身体として、禰豆子の身体を利用しようとする。

この禰豆子の身体を無惨が乗っ取る、という展開は、どう考えても、この作品が参考にしている『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部の最後を思い出させる。

あの場面では、首だけの存在になって絶体絶命になったディオが、ジョナサン・ジョースターの首から下の身体を乗っ取って生き延びたわけで。

同じようなことが禰豆子に起こらないとも限らない。

その場合、禰豆子がこの先の、新たなラスボスになる、ということだけど。。。

逆に、前者の方の、禰豆子が炭治郎の鬼化を引き受ける、というのは、禰豆子が、亡き父の声を聞いて炭治郎を助けに向かった、という経緯を考えればありそうなこと。

そう思うと、実際には、この2つの展開の可能性が合体して、炭治郎を救おうとした禰豆子のすきを突いて無惨が禰豆子の身体を乗っ取る、という展開なのかな?

このまま無惨が討伐されない展開を考えると、こういう、皮肉な因果のめぐり合わせ、というのもありえるような気がする。

うーん、どうなるかなぁ。


それにしても、まさか最終決戦で、伊黒が炭治郎と組んで無惨に挑むことになるとは思わなかった。

これ、客観的に見れば、伊黒、ものすごくツンデレに見えてしまうw

いや、そんなこと、言ってる場合では全然ないのだけどねw

そこが、ちょっと新しい展開だなぁ、と。

あと、失った視力を、例のお符を使って補う、というのは、地味に見事!と思った。

それなら、伊黒だけ、戦線復帰してもおかしくないから。

ということで、ちょっと、このあたりの、展開の妙、というか、ペアリングの切り替えの上手さに驚いている。

ホント、この作者、ストーリーテリングが上手いよね。


ともあれ、次回、どうなるのか!

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