BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

Re:ゼロから始まる異世界生活 新編集版 最終25話 新カット『竜車でのひと時』感想: わかっていたことだけど、やはり心が締め付けられる……

2020-04-08 20:09:04 | リゼロ
「スバル、レムって、だれのこと???」

うん、わかっていたことだけど、この一言はやっぱりキツイ。

実はリゼロの原作って、この最終話のパッピーエンドを見終えたところからウェブ版に突入したので、ホント、キツかったことを思い出した。

第1期の放送当時、後半のレムの、若干(かなり?)ヤンデレの入ったスバルへの熱愛ブリを含めて、スバルはうざいけど、話は面白い!、ということになっていたのだけど、最終話が終わって早々に

でも、レムってこのまま退場だぜ、

って知って、は?って思っていたものね。

だから、2期をやっても、レム人気では引っ張れないよ、と。

いや、ほんそれ。

だって、レムって、このあと、ずっと眠り姫のままだからね、ウェブ版の今に至るまで。

まぁ、それでも、2期を始めるには、ここから始めるしかないわけで、とうとうやってしまった

「レム、誰?」

しかも、ここまでやって2期の開始は、結局、7月以降なわけでしょ?

このお預けは厳しいよね。

もっとも、むしろ、絶好の2期のティザーになったとも言えるわけだけど。

で、この「レム、誰?」の新カットがあると聞いて、この新編集版の最終話を見ながら、1期の後半を見直したのだけど、

やっぱり、白鯨戦から「怠惰」を倒すまでの終盤の追い込みは、大したもの。

特に、白鯨戦はちゃんと戦闘の詳細を、流れを途切れさせずに描ききったのはすごい。

当時、分裂した複数の白鯨が夜空を泳いでいる様子を見上げたカットと見て、あー、これ、やばいわー、って感じたものね。

うん、演出もセリフの載せ方も、白鯨戦はとても良くできていた。

今見返すと、リゼロは、よくできてたな、と思う。

なので、このまま、たしかに2期を見たかったなぁ。

ちゃんと2期が始まることを願う。

それとともに、原作も、そろそろレムを復活させて、スバルがこの世界の召喚された理由やらなんやらについて、ちゃんと明かしてほしいかな。

ぼちぼち広げた風呂敷を畳んで、物語の終結を図ってほしいところ。

その点では、「死に戻り」は、物語的にはちょっと便利すぎるツールで、下手をすると、いくらでもループを回せてしまうからね。

4章以降、その「死に戻り」の過剰さにさすがにイライラさせられるので。

特に、今やっている第6章(『記憶の回廊』)については、明らかにさせすぎw

ということで、2期だけでなく、原作も巻きを入れてほしい。

それもこれも、結末を楽しみにしているからなのだけどね。

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炎炎ノ消防隊 第214話 感想: 災害対策にテロ対策と意外とテーマは現代的だった?

2020-04-08 17:06:30 | 炎炎ノ消防隊
久しぶりに見たら、なんかいつの間にか、大怪獣戦線が繰り広げられていた。

大災害の前兆、というか、前段階、ということだけど、ということは、ようやくこの作品も終結に向かう、ということでいいのかな。

いつの間にか、ショウは教団を抜け出して、兄シンラをフェアリーの魔手から奪還する方に廻っているし。

ここに来て、敵味方の配置も微妙に入れ替わっている、ということかな。

ともあれ、前に火華大隊長が見抜いたように、この世界は、アドラバーストからの侵食を受けている、ということだから、それを誘導する教団と、その他人類、という構図になったときは、後者は、もう一致団結するしかない、ということなのだろうな。

まさに、大災害の前には、日頃の争いなど小事にすぎず、なぜなら、大災害を克服しない限りは、そもそも全滅だから、という理由で。

正直、コロナウィルスで緊急事態宣言なんてものまで出されているタイミングでこの話って、正直どうなの?とも思ったりするけれど・・・ね。

とりあえず「天照」の中の人?と、シスターの外見がそっくりなのは、この先、物語の大逆転における鍵となるのだろうか?

ともあれ、こうなると、この漫画における「消防隊」とは事実上、自衛隊のような、専守防衛の組織だった、ということなんだろうな。

それが、大災害が引き起こされることを聞きつけて、事前に防衛策を取ろうとしていたために反逆罪に問われていた、ということで。

でも、それって、要するに、教団による大災害が一種のテロリズムの実施のようなものであって、だから、それはむしろ、テロの殲滅と同様、予防戦闘が正当化される、という理屈に乗っ取っているのかな。

ということで、ここに来て、アドラバーストという異世界やその侵略という設定はさておき、描かれているテーマは、意外と現代的だったんだな、と気づいたりして。

ただ、そう思うと、あの浅草の描写とか、無駄に昭和テイストな日常造形は、物語全体の現代性を見えにくくする煙幕にしかなっていないのは残念。

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