いや、53話の内容だけで言えば、単純に千尋の発言から、失った記憶を修一が求めて、改めて千尋に自分の着ぐるみの中に入ってくれ、と頼んだことに尽きるのだけど。
もっとも実際には、なぜか、千尋の代わりに勇が名乗りを上げて着ぐるみの修一の中に入る、という、まぁ、この物語の描写からすれば、ホモどうしの性行為を思わせるような、しかしちょっと滑稽な描写で終わっているのだけど。
でも、改めて物語全体の流れでいえば、修一と、そしてクレアが失われた記憶の中でそれぞれ何をしていたのか?ということで。
記憶を失う前の二人は、別行動を取っていたことを考えると、普通に考えれば、記憶を取り戻すことで、修一とクレアの間に決定的な溝が生じ、その結果、離別する、というのが、よくあるパタンだよね。
実際、そうなりそうな気もする。
というのも、海斗がクレアにぶちまけた「お前がすべてを壊した」という言葉からすれば、クレアが、いまある海斗の不幸の元凶だ、ということになるのだけど。
でも、だとすると、これも普通に考えれば、クレアが愛子の自殺に関わっている、ということになりそうなのだけど。。。
だって、今の不幸の発端は、
最初にとにかく愛子が自殺をし、
その愛子の自殺を知ったほのかが、宇宙人の力で死んだ愛子になりすましていたところを、
その(ほのかがなりすました)愛子と付き合っていた直人がおかしさに気づき、
その直人の疑問を聞いた海斗が調査に乗り出した結果、たしかにほのかが愛子に成り代わっていることに気づき、
その上で、愛子になりすますためにほのかが自分の意志で愛子を殺したと考えた海斗が、愛子になりすましたほのかを自分の手で殺したのだけど、
その後、宇宙人から、実は愛子の死因は自殺であって、ほのかが殺したわけではなく、
ただ、ほのかは、自分の不幸な現状から抜け出すために、皆から愛されていた「愛子」の場所を占めたいと思っていただけのことだったわけで、
その事実に驚愕した海斗は、コインを100枚集めて、死者を生き返らせる「転生」の能力を得て、
その力で、ほのかを生き返らせたのだけど、
しかし、生き返ったほのかは、記憶のない化け物として蘇ってしまい、
記憶を失う前の修一はエレナとともに、化け物となったほのかを止めようとしたのだけど、
どうやらその過程で甚大な危機に陥り、エレナは修一の記憶を奪って?修一を戦線から離脱させ、
修一の代わりに、同じきぐるみの能力を(海斗への復讐?憎しみ?をもつ)直人に付与させて、ともに海斗とほのかの化け物コンビの討伐に向かうことになった・・・
・・・という流れのはずなんだよね。
つまり、基本的に、現在の物語の幹は、「海斗&ほのか vs エレナ&直人」という2陣営の闘いになっていて、その間を、第3勢力として修一&クレアが関わる、という形になっている。
もっとも、この一種の三つ巴の状況があるからこそ、『あの花』的な幼馴染の内輪もめ、という閉塞感を覚えてしまうわけだけど。
ただ、そんな「はじまりの6人」の争いのはずであるにもかかわらず、海斗はクレアが全ての元凶と言い切っているわけで。。。
つまり、不幸の連鎖の「最初の一撃」を与えたのがクレア、ということだよね。
ただ、そこで改めて気になるのが、この物語が「はじまりの6人」の内輪もめの話だという基本構造。
で、海斗の話からすれば、クレアはきっと愛子の死に関わっている。
そして、クレアはなぜか、記憶を奪われている。
いや、何が言いたいかと言うと、クレアって、もしかして「愛子の蘇り」なり「転生」なんじゃないの?ってこと。
あるいは、愛子が、ほのかがそうしたように、クレアの身体を奪おうとしたのかもしれない、ということ。
だから、もっと直接的に言えば、クレアは愛子である、ということ。
そういう意味では、クレアの記憶を消したのは、必ずしもエレナとは限らないのかもしれない。
なんで、こんなことを思ったかというと、まさにアニメの第4話の「変身願望」の説明に触発されたから。
つまり、宇宙人の世界では、魂と身体を完全に分離することできて、極論すれば、魂は身体をいくつも乗り換えることができるということ。
まさに着ぐるみのように。
だとすれば、クレアはさておき、愛子にそのような意志がなかったとか、愛子は宇宙人とは接触していなかったから、という記述はどこにもまだないんだよね。
で、その手の隠されたエピソードが、修一の記憶を取り戻す過程で明らかになってくるんじゃないかな、と。
もしかしたら、修一は、真相を全部、知って、完全に絶望して、エレナに自分の記憶を消してくれ、と懇願したのかもしれない。
あるいは、自殺しようとした修一を楽にしてあげるために、エレナがそう動いたのかもしれない。
ともあれ、修一の記憶の中に、真相に至るカギがあり、その情報は多分、クレアがどう、この「なかよし6人組」の悲劇の引き金になってしまったかを示すものになると思うのだよね。
ということで、まずは54話以降描かれる、修一の記憶のサルベージに期待。
結構、エグい過去が待っているように思うのだよね。。。
もっとも実際には、なぜか、千尋の代わりに勇が名乗りを上げて着ぐるみの修一の中に入る、という、まぁ、この物語の描写からすれば、ホモどうしの性行為を思わせるような、しかしちょっと滑稽な描写で終わっているのだけど。
でも、改めて物語全体の流れでいえば、修一と、そしてクレアが失われた記憶の中でそれぞれ何をしていたのか?ということで。
記憶を失う前の二人は、別行動を取っていたことを考えると、普通に考えれば、記憶を取り戻すことで、修一とクレアの間に決定的な溝が生じ、その結果、離別する、というのが、よくあるパタンだよね。
実際、そうなりそうな気もする。
というのも、海斗がクレアにぶちまけた「お前がすべてを壊した」という言葉からすれば、クレアが、いまある海斗の不幸の元凶だ、ということになるのだけど。
でも、だとすると、これも普通に考えれば、クレアが愛子の自殺に関わっている、ということになりそうなのだけど。。。
だって、今の不幸の発端は、
最初にとにかく愛子が自殺をし、
その愛子の自殺を知ったほのかが、宇宙人の力で死んだ愛子になりすましていたところを、
その(ほのかがなりすました)愛子と付き合っていた直人がおかしさに気づき、
その直人の疑問を聞いた海斗が調査に乗り出した結果、たしかにほのかが愛子に成り代わっていることに気づき、
その上で、愛子になりすますためにほのかが自分の意志で愛子を殺したと考えた海斗が、愛子になりすましたほのかを自分の手で殺したのだけど、
その後、宇宙人から、実は愛子の死因は自殺であって、ほのかが殺したわけではなく、
ただ、ほのかは、自分の不幸な現状から抜け出すために、皆から愛されていた「愛子」の場所を占めたいと思っていただけのことだったわけで、
その事実に驚愕した海斗は、コインを100枚集めて、死者を生き返らせる「転生」の能力を得て、
その力で、ほのかを生き返らせたのだけど、
しかし、生き返ったほのかは、記憶のない化け物として蘇ってしまい、
記憶を失う前の修一はエレナとともに、化け物となったほのかを止めようとしたのだけど、
どうやらその過程で甚大な危機に陥り、エレナは修一の記憶を奪って?修一を戦線から離脱させ、
修一の代わりに、同じきぐるみの能力を(海斗への復讐?憎しみ?をもつ)直人に付与させて、ともに海斗とほのかの化け物コンビの討伐に向かうことになった・・・
・・・という流れのはずなんだよね。
つまり、基本的に、現在の物語の幹は、「海斗&ほのか vs エレナ&直人」という2陣営の闘いになっていて、その間を、第3勢力として修一&クレアが関わる、という形になっている。
もっとも、この一種の三つ巴の状況があるからこそ、『あの花』的な幼馴染の内輪もめ、という閉塞感を覚えてしまうわけだけど。
ただ、そんな「はじまりの6人」の争いのはずであるにもかかわらず、海斗はクレアが全ての元凶と言い切っているわけで。。。
つまり、不幸の連鎖の「最初の一撃」を与えたのがクレア、ということだよね。
ただ、そこで改めて気になるのが、この物語が「はじまりの6人」の内輪もめの話だという基本構造。
で、海斗の話からすれば、クレアはきっと愛子の死に関わっている。
そして、クレアはなぜか、記憶を奪われている。
いや、何が言いたいかと言うと、クレアって、もしかして「愛子の蘇り」なり「転生」なんじゃないの?ってこと。
あるいは、愛子が、ほのかがそうしたように、クレアの身体を奪おうとしたのかもしれない、ということ。
だから、もっと直接的に言えば、クレアは愛子である、ということ。
そういう意味では、クレアの記憶を消したのは、必ずしもエレナとは限らないのかもしれない。
なんで、こんなことを思ったかというと、まさにアニメの第4話の「変身願望」の説明に触発されたから。
つまり、宇宙人の世界では、魂と身体を完全に分離することできて、極論すれば、魂は身体をいくつも乗り換えることができるということ。
まさに着ぐるみのように。
だとすれば、クレアはさておき、愛子にそのような意志がなかったとか、愛子は宇宙人とは接触していなかったから、という記述はどこにもまだないんだよね。
で、その手の隠されたエピソードが、修一の記憶を取り戻す過程で明らかになってくるんじゃないかな、と。
もしかしたら、修一は、真相を全部、知って、完全に絶望して、エレナに自分の記憶を消してくれ、と懇願したのかもしれない。
あるいは、自殺しようとした修一を楽にしてあげるために、エレナがそう動いたのかもしれない。
ともあれ、修一の記憶の中に、真相に至るカギがあり、その情報は多分、クレアがどう、この「なかよし6人組」の悲劇の引き金になってしまったかを示すものになると思うのだよね。
ということで、まずは54話以降描かれる、修一の記憶のサルベージに期待。
結構、エグい過去が待っているように思うのだよね。。。