BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第171話 『不死の怪物』 感想

2020-04-12 10:54:30 | UQH/ネギま!
なんか、いきなりの超展開!

前回、桃源神鳴流の剣士たちに、不死者斬りの技で瞬間再生を封じられた刀太だったわけだけど、間をすっ飛ばすと、なんか、今回のエピソードの最後の方では、Fateのアーチャーみたいな、イケメン魔族兄ちゃん、みたいになってしまったw

うーん、これはちょっとビックリw

で、その一方で、前回、拉致られた九郎丸は、よくわからないけど、以前に身体に取り込んだ刀の精霊のような、真っ黒クロスケみたいな存在でああるヒナ?を、九郎丸から分離できなくなるくらい一体化してしまっている、という理由で、なんと、九郎丸のまま、日本刀に帰られてしまっていたw

えーと、これって、刀剣乱舞のパロディかなにか?

ともあれ、火星にやってきたら、刀太はFateキャラのパクリ、九郎丸は刀剣乱舞のパクリ、という、なんか、ぜんぜん違う漫画になってしまったw

まぁ、刀太の場合は、どうやら金星の黒たる闇の魔法を純粋化させたら、ホントに魔物になってしまった!ってことのようだけどね。

あとは、九郎丸の里である桃源神鳴流は、怪物の力に頼らずにヨルダのような怪物を討伐する、という目的で結成されたようだから、確かにやってることは一貫しているようなのだけど。

でも、多分、その原理主義的な傾向に嫌気が差して、今回、月詠も、脱退を決め込むみたいだけどね。

てか、あの人、ホントに月詠だったんだ。

地味に驚いた。

そして、刹那たちの頼みで、帆乃香と勇魚を育てていた、というのも微妙にびっくり。

ということは、この火星編になってから、やたらとネギ君と「白き翼」のメンバーが、銅像とかで登場していたのも、意味があることだったのかね?

むしろ、刀太たち、ネギ君のクローンたちの製造ノウハウが、この火星で開発されていたとか理由からなのかね?

だったら、九郎丸の兄が、意味深に刀太の「覚醒」を促していたのもわかるのだけど。

彼もまた、刀太の出生に絡んでいて、刀太のポテンシャルを最初から知っていいたような素振りだし。

そもそも、雪姫=エヴァとは古くからの知り合い、ということのようだし。

でもさ、そうなると、どうしても気になるのは、ここが火星で神鳴流の里だ、ということで。

となると、あの九郎丸兄の正体って、ネギま!のときのゲーデルだったりするのかな?

あるいは、ちょっと絡め手で、タカミチ?

なんか、桃源神鳴流は桃源神鳴流で、フェイトのように、ヨルダ討伐にあたって雪姫たちと袂を分かった一行のように思えるのだよね。

そういえば月詠って、UQ holder での登場は、最初、フェイト一味の一人だったからね。

まぁ、昔の馴染みから、ってこともあるのだろうけど。

もっとも、もともとフェイトも火星出身だったし。


ということで、意外とこの「VS不死狩り編」って、刀太たちが「作られた」理由や方法をめぐる情報開示編になるのかもなぁ、と思い始めてきた。

その意味では意外と面白くなってきた。

まぁ、アーチャー似の刀太はどうかと思うけどw

あんた誰?ってレベルだしね。。。

ただ、金星の黒、闇の魔法を極めた先に、このダーク刀太みたいな存在があるのだとすれば、やっぱり気になるのは、火星の白を極めた先にあるホワイト刀太?みたいな存在のことだよね、やっぱり。

この「VS不死狩り編」の結果、ヨルダ討伐のために刀太が製造された理由がはっきりさせられるような気がしてきた。

さてさて、どうなるやら。

しかし、九郎丸、完全に刹那ポジションになってきたなw

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魔法科高校の劣等生 第31巻 未来編 感想

2020-04-12 02:15:06 | さすおに
前巻でようやく水波の救出がかなったわけで、さて、その後、なにをするの?と疑問に思わずにはいられなかった31巻。

ということで、まずはスペース、空けときます。
















































蓋を開けてみれば、これまでの敵役、というか憎まれ役だったおっさんたちの在庫一掃処分の回だったw

処分されたのは、USNAのエドワード・クラークと、新ソ連のベゾブラゾフ。

それも最後はあっさりと達也の「分解」でこの世の中から消え失せてしまった。

で、うん、これだけの話。

間に、一応、クラークによる達也たちのいる巳焼島に対するパラサイトを使った強襲、というのがあったけど、それも、達也と四葉の精鋭が対応したので全員粉砕。

パラサイトについても、もはや達也の敵ではなく、難なくこちらも消滅させていて。

なんたって、この、USNAや新ソ連といった「一国の正規軍」が四葉家の「民間所有地」を攻撃してきたのだからそれを民間人がやむなく自衛した、という状況の「目撃者」としてたまたま島に居合わせたことになったエリカ、レオ、幹比古、の3人ですら、ドン引きするくらいの、四葉の猛反撃ぶり。

で、最後に、達也は、文字通りの「ワンマンアーミー」として、USNAと新ソ連の正規軍、ならびに戦略魔法師の攻撃を退けるだけの戦力を保持していることを世界に宣言して、これ以上、余計なチョッカイを出されないようにした、という話。

いやー、もう、達也さん、一人で一国の軍隊なみの力を持ってしまった、というか、事実上、「独立国家・司波達也」として、世界から認定されてしまった、ということ。

いやー、バカバカしいけど、リバタリアニズム、ここに極まれり、という、国家を凌駕する民間人の誕生!、という話だった。

だって、達也個人が、USNA大統領から親書を受け取る、という話なのだから。

もう、戦略級を超えて、国家級の存在となった、司波達也。

歩く「主権国家・司波達也」って感じw

ホント、「なろう」の妄想もここまで来たか!ってことで。

うん、ルルーシュとスザクの合体技で、天下無双の存在となりました!ってことで。

司波達也ひとりで、地政学を変えてしまった世界w

いやもう、ほんと、清々しいくらいのバカバカしさ!


で、この巳焼島事変の傍らで、あのもはやただの邪魔な軍人おばさんの佐伯少将が、あっさり北海道に左遷されて退場。

ついでに、独立魔装大隊は、文字通りの独立部隊になるということだから、これはもう達也の事実上の私的軍隊に鞍替えされていく布石かなぁ、と。

だって、「独立国家・司波達也」は一人で他国の戦略級魔法師とことごとく倒してきた怪物なのだから、独立魔装大隊くらいじゃ、もうどうにもならないでしょ?

それに、今後は、元USNAの戦略級魔法師のリーナも達也の仲間になることが決まったし、同時に達也のおかげで、深雪も事実上の戦略級魔法師になってしまったし。

ついでにいえば、達也の助力で、一条ももはや戦略級魔法師になってしまってるし。

つまり、すでに達也のまわりには、達也を含めて4人も戦略級魔法師の若者がいるわけでしょ?

そりゃ、もう、ただの官僚機構たる正規軍くらいじゃ太刀打ちできないでしょ。


ということで、あとは、今回、全く登場しなかった光宣が、次回以降、ラスボスとして登場するくらいなんだろうな。

それにあわせて、今回、ほとんど触れられなかった水波のことについても、魔法を失った経緯が明かされるのだろうし。

それから、例のディオーネー計画は、クラークが死んだことで事実上消えたのだろうから、ここからは、達也の考える恒星炉をどう実現していくか、という話になるのだろうな。

ということで、着実に終わりに向かっている。

というか、もういいから早く終わらせて、という感じのほうが強い。

だって、今回の話にしたって、ほんと、おっさん2人の在庫処分でしかない、ただの消化試合でしかなかったから。

達也の強敵って、もうそれこそ、深雪が光宣に操られて敵になる、ってことくらいしか想像できないからなぁ。

物語には何の緊張感もなく、その結果、何のカタルシスもない。

まぁ、前から言ってることだけど、この達也の物語は、一年生のときの「来訪者編」がピークで、あとは、ただただ、大人の事情のために書きつないでいる、という感じしかしない。

だって、もう10巻くらい、全然、面白くもないもの。

もう終盤なのだから、最後くらいは面白くしてほしいけど。

でも、作者は結局のところ、ただの軍事オタでしかないみたいだから、軍事行動の詳細を書くだけで、本人的には満足しちゃってるんだろうな、と思う。

物語として、文章も徹底的に下手だしね。

これだけ文才のない書き手、というのも珍しいんじゃないかね。

ともあれ、はやくVS光宣戦に決着をつけて、とっとと完結してほしい。

もう、だいぶ前からそんな気分。



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