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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ぼくたちは勉強ができない 第165話 『[x]= 文学の森の眠り姫編⑥』 感想: マジで少女漫画的純愛ものにしていくのか…

2020-07-06 13:22:21 | ぼく勉
なんか、完全にシチュエーション・コメディのような恋愛物語になってきた。。。

って、最初からそうかw

いきなり取ってつけたように、真冬先生の親戚のロッジ!に皆でスキーに行き、そこで、文乃っちと成幸は、お約束の、雪山の山小屋で二人きりで過ごす!、のイベントをこなして。。。

で、その場で、成幸の回想から、うるかを振ったことが読者には明かされながらも、文乃はそんなこととは知らずに、うるかと成幸の関係がうまくいくようにアドバイスをしていくw

でも、それもまた、成幸の方では違う意味にとられつつ。。。

しかし、こうなると気になるのは、成幸はいつから文乃のことを意識するようになったか・・・、だよね?

そこがうまく明かされないと、大して盛り上がらずに文乃編が終わってしまいそうで怖い。


それにしても、成幸がうるかをきちんと振る場面が描けるのも、すでに一度、うるかルートを終えているからだよね。

わかってはいるのだけど、しかし、本編でも一本道のストーリーとして、ちゃんとだれかを振る、という描写を入れて、その上で、最後の一人を選ぶ、という展開にしてほしかったなぁ、と思う。

なんていうか、やっぱり、最近のラブコメって、『五等分の花嫁』もそうだったけど、主人公が「きちんと相手を選ぶ」過程を描くのを極力避けるようにしていてことが多くて。

でも、やっぱり、それは恋愛ものとしてはストーリーが弱すぎると思うんだよね。

告白されてきちんと応じる、というのは、物語をきちんと閉じるためにも大切なプロセスだと思うんだよね。

まぁ、『ぼく勉』では今更言っても遅いんだけど。

そういう意味では、せっかく「純愛もの」のラブストーリーに持ち込もうとしているようなので、文乃編は、そのあたりをきっちり描きこんでほしいなぁ。

というか、もう内面描写しかしていなんだから、文乃も成幸も素直に、思いの丈を相手に伝えるしかないでしょ。

期待しています!


しかし、それにしても、担当回を終えたあとの理珠の扱いがあまりも雑で笑える。

てか、理珠ってホントに、キャラとして弱かったんだな、と感じないではいられないw

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