BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第1話『やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。』 感想: さすがに画面全体からにじみ出る「平成」感にとまどわずにはいられない…

2020-07-10 11:49:32 | 俺ガイル
あれ、いろはす、出ないの?って思っていたら、その分、小町がもっていったw

にしても、さすがに冒頭、なんだったったけ? と思うくらい話が見えなかったのだけど、それも仕方ないよね。

なんたって2期をやっていたのって2015年だから! 5年前だから!

その時、実際に高3だった子たちだって、もう大学生飛び越えて社会人になっているし。

さすがに、あいだ、空きすぎだよねー。

なんていうか、平成の匂いがプンプンして、正直、ちょっとしんどい。

気分的には、いまさら『俺いも』あたりを見せられているのに近いというか。

2010年の前後って、オタクの捻れた心理や嗜好を扱ったものが多かったのけど、その残り香がものすごくする。

いまどき、もう「本物がどうこう」と言ってる場合ではないからな。

そういう意味では、平成末期ってなんだかんだいって、社会に余裕があるフリがまだできていたんだな、って思ったよ。

まぁ、舞台も千葉だしね。

いろいろな意味で、まだ誰もやっていないことを見つけるぞ!競争の中でたどり着いたニッチの中のニッチネタだったんだな、って。

だって、いろいろな意味で、作中の対話を聞いても、なんだそれ?って感じるもの。

ちなみに、確か第1期の時に原作にも手を出していたはずだけど、最後のほうは脱落しているので、ラストは正確には知らない。

でも、この流れで、八幡が、雪ノ下でもなく、由比ヶ浜でもなく、いろはすとくっついたら、正しい意味で傑作だ!と思っていたけど、どうやらそうはならなかったみたい。

・・・というぐらいにしか知らないw

なので、一応、この「完」の結末には関心はある。


あと、思ったのは、やっぱり5年経ってるから、中の人たちがもう、みんな中堅どころかベテランに片足ついているような人たちばかりで、普通に豪華キャストで驚いたw

今回でいえば、最後の小町の演技なんて、途中で小町が「ふっ」とか言うところの感じがデグレチャフ少佐みたいに聞こえて、地味にビビった。

芝居がうますぎw

これで、次回、満を持していろはす/あやねる登場なわけでしょ?

なんか、いろいろと時代を感じさせるなぁ。

でも、もう平成じゃないんだよねぇ。

そのあたりのイタさをどうイタくない形で表現してくるのか。

そういう意味では、令和はやっぱり、なろうやソシャゲの感じが物語のベースになってるんだろうな。

もはやオタクの自意識なんてものをほじくり回すのは古典芸能ってことだよね。


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