BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

デカダンス 第2話『sprocket』感想2: カブラギたちはAI/ロボではなくサイボーグだった

2020-07-16 17:11:04 | Weblog
ちょっと付け足し。

カブラギたちのあのSD的な本体って、一応、公式設定では「サイボーグ」って呼ばれているのね。

となると、純然たるAI/ロボというわけでなくて、もともとは人間だったものが、脳を移植するなり、全脳アップロードするなりした機械の存在、ってことになる。

で、その「サイボーグ」たちが人間を模した〈素体〉という肌の色が紫とかになっているものを操って、戦士としての〈ギア〉になる。

で、彼らは「デカダンス」というゲームをプレイするわけだけど、そのゲームのいわば生きたNPCとして参加させられているのが、ナツメたちのような〈タンカー〉と呼ばれる本物の人間、ということになる。

で、この世界がサイボーグたちがプレイするゲームであると気づいてしまった〈タンカー〉は、バグとして、カブラギのような始末人にバグ取りとして殺されてしまう。

・・・ということみたい。

なので、〈ポスト・シンギュラリティ〉というのはちょっといいすぎだったけど、まぁ、人類が奉仕される側にあるという点ではあまりかわらない。

当たらずも遠からず、ってことで。


しかし、そうなると、きっと、〈ギア〉とか〈タンカー〉という呼称にも、きっと何らかの意味があるのだろうな。

特に、人間を「タンクする人=タンカー」と呼ぶのは。

何をタンクするものとして、人間は想定されているのだろう?

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デカダンス 第2話『sprocket』感想: まさか〈ポスト・シンギュラリティ〉の世界が舞台だとは思わなかった!

2020-07-16 01:41:35 | Weblog
いやー、久しぶりに、冒頭から「??????????????????????」ってなったよ!

テンション、めちゃくちゃ上がったよ!

なんだこれー?


にしても、まさか、第1話の最後で出てきたSD世界の方がプレイヤー側とは思わなかった。

いやー、びっくりだよ!

まず、「デカダンス」というのは、現実の生身の人間の住む世界に作られたゲーム空間。

で、そこにSD世界の、これは人工知能がキャライメージを持っているだけなのか、それとも実際に物理的なロボットになっているかはまだよくわからないけれど、とにかく、人工的に作られた存在が、「人間型」の生体型アバターを使って、デカダンスのゲーム世界に乗り出して、怪物を狩る。

ただし、デカダンスにもともと済んでいたのは、今は絶滅危惧種になった人間で、彼らは、生体型アバターを使ってこのリアルワールドに侵入してきたSDたちと共同して生きている。

・・・ってことでいいのかな?

要は、SAOにおける「アンダーワールド」と「リアルワールド」が逆転した設定。

いまやっているSAOのWoUでも終盤、フラクトライトを保護されたアリスが、リアルワールドでロボットボディを使って活動するようになるけど、あのアリスの立場が、『デカダンス』におけるカブラギたちSD人?ってことだよね。

で、一応、SD人側は絶滅危惧種の「リアル人間」にチップを入れて?管理しているようだけど、その管理システムの網から漏れたイレギュラーな存在がナツメってことだね。

で、そのシステムに存在を認識されていないナツメに興味を持ったカブラギ(アバター体)が、ナツメを鍛えて、デカダンス運営であるソリッドクエイク社に反乱を試みる、という展開になるのかな?

まぁ、ナツメたちリアル人類からすると、ソリッドクエイク社が作ったゲームとしての「デカダンス」の維持に、知らないうちに奉仕させられているのだから。

きっと、回を重ねると、このデカダンスワールドの支配構造について知っている長老とかも現れるのだろうな。

というか、きっと第1話の冒頭で出ていたナツメの父とかその仲間とかの残党が、この後でてきそう。

つまり、リアル人間のなかにも、ソリッドクエイク社の管理から逃れた「自然人類」ないし「自由人類」が潜伏している、ということなのだろうな。

そういう意味では、第1話冒頭で子どもの頃のナツメが持っていたコイン?が謎を解く鍵になりそう。

・・・ということで、いやー、なんか、いきなり、ものすごくややこしい話になってしまって、結構、頭がパンク状態w

でもまぁ、『SAOアリシゼーション』や『アバター』や『マトリックス』のようなノリで見ればいいと言うことだよね。

ポイントはその設定のリアルとサイバーを反転させたことが起こっていること。

多分、ソリッドクエイク社の描写がSDっぽいから幻惑されているけれど、あれを銀色のボディをしたロボットたちと捉えれば、要するに、『ターミネーター』のスカイネットが支配する未来に近いということだよね。

ただ、ロボットももはやロボットボディを持つ必要はなく、単にAIとしてだけあればよく、そのAIたちが、ボディとして金属ではなく生体を選んだ、ということで。

要は、シンギュラリティ以後のAIが支配する世界、ということ。

で、その支配対象に人間も含まれるということ。

まぁ、そうやって世界のフレームが理解できれば、だいたい進む方向も見えてきたかな。

ともあれ、第3話でまた、何かひっくり返されることに期待w

逆に、この先、どれだけさらなるどんでん返しがされるのかどうかで、傑作か凡作かが分かれそうw

まぁ、挑戦的な作品であることだけは、明らかになったw

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Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第27話『次なる場所』 感想: そうかここでもうエキドナが現れるのか!

2020-07-16 00:39:31 | リゼロ
ロズワールとラムに、魔女教の襲撃とその結果を伝え、今後の対策を練るために、聖域にむかったスバルとエミリア。

ということで、いよいよ聖域編の開始か。

しかし、原作の第4章を読んだのが随分前のことなので、細部をすっかり忘れていて、結構新鮮w

一番驚いたのは、そうか、こんな初っ端からエキドナが出てきてたんだっけ、ってこと。

彼女は、聖域編に限らず、今後のリゼロの展開の鍵を握る人物(といってもすでに故人だけど・・・)の一人だから、その登場にはドキドキする。

しかし、CVは坂本真綾かぁ。

SAOアリシゼーションのアドミニストレータ役もそうだったけど、坂本真綾って、今や、訳知り顔に事態を操る黒幕役の定番になってしまったなぁ。

でも、ここでまずはエキドナってことは、スバルから彼女の試練が始まるってことか。

今回の2期のリゼロって、分割2クールなんだよね?

だとすると、この聖域の試練の話までを1クールでやるのかな?

いや、流石にそれはないかな、第4章全部までやって、2クール目が第5章ってことかな?

それくらいテンポよく進めてくれないと、前回、〈強欲〉や〈暴食〉の大罪司教が登場した意味がないものなぁ。

しかし、魔女因子の話とかもこれからだったんだな。

となると、このクールは、結構、リゼロ世界の理解を深めるクールになるってことだな。

まぁ、そのために、説明役としてエキドナが出てくるわけだけど。

あとは、エキドナとともに、他の魔女たちがいつ現れるかだな。

このあたり、もしかして書籍化にあたって、展開が変わっていたりするのかな?

ウェブ版は読んだけど、書籍版は読んでないので、ちょっと気になる。


ともあれ、まずは、次回のエキドナとスバルのやり取りからだね。

しかし、こうしてキャラとして動いているのを見ると、フレデリカって結構怖いな。

となると、ガーフィールドも同じ感じになるのかな。

それから、使いっぱ的に便利に扱われるオットーも存在を主張するようになって、だいぶ、チーム・スバルの面々も揃い始めているな、という感じ。

ということで、いよいよ正式に2期の開始だな、楽しみだ。

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