BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法科高校の劣等生 第3シーズン 第3話『ダブルセブン編III 』 感想:リーナってもう完全にネタキャラ扱いだよなぁ。。。

2024-04-20 10:51:44 | さすおに
いや、まぁ、わかっていたことだけどね、リーナがネタキャラなのは。

しかし、恒星炉実験の実演とか、それを視察しに来た政治家とその取り巻きのマスコミの記者とか、ホント、達也が1年のときの焼き直しだよなぁ。

しかし、こうやって改めて見ると思うのは、ホント、原作者って、マスコミ嫌いだよなぁ。

いまだとここまであからさまにマスコミ嫌いな描写を出すと、作者がネトウヨか?って嫌疑が掛かりそうなものだけど、そういうところは映像化するとき、少しは考慮しないのかね?

日本国外でも配信される時代だから、もうちょっと時勢を見たシナリオ化があってもいいと思うけど。。。

だって、原作が書かれたときよりも今はもっと、ジャーナリスト批判の逆張りが横行して、それが結果として、ディスインフォメーションとかの跋扈に拍車をかけているわけじゃない?

こういうあたりは時勢に敏感な『100万の命の上に俺は立っている』とか参考にしてほしいところだよね。

アニメは子ども向けに作られている、という日本特有の建前、というか言い訳は、国外では通用しないと思うので。

それは少年漫画が子ども向けに作られていうことはもはや制作現場の事実も無視した教鞭でしかないのと同じことだから。

実態は、高校を舞台にした物語を、社会人の大人が観ている、ってことで。

その意味では、この作品が舞台にする一高も、会社や役所など実社会に現存する組織の比喩でしかないわけだから。

ていうか、そういう認識が蔓延しているから『ようこそ実力至上主義の教室へ』のような企業戦争や社内政治を描く、高校が舞台の物語がでてくるわけでしょ?

その意味で、お兄様の作風は、もうちょっと一昔前の古い感じが否めない。

ぎりぎり四葉家という旧家のお家騒動のような、普遍的なドラマで見た目をごまかしているだけで。。。

・・・ということで達也の高2編は、そういうところのあらがやっぱり目立つ。

でもまぁ、だから、高2以降は、十師族内のいざこざとか、新ソ連や大東亜連合の陰謀とか、派手派手しいプロットが増えてきてしまうのだけど。

問題は、さすがに話がデカくなりすぎて、達也が介入するタイミングが難しくなったことなんだよなぁ。

挙句の果てに一条が完全なカマセのギャグ要員になってしまうしw

ダブルセブン編のあいだはこうやってツッコミばかりで終わりそうw

にしても、半端なCG、ホントに気持ち悪いなぁ。。。

今回も中条の場面であったような気がするけど、これ、むしろCGが加えられたら、制作陣の認識としては、そのキャラはモブ扱いってことなのかね?

もうちょっとなんとかならないものかね。。。

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