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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

響け!ユーフォニアム3 第2話 『さんかくシンコペーション』 感想:芝居重視のキャスティングでシビレたよ!

2024-04-16 14:57:14 | 京アニ
うん、なんかいいね、『ユーフォ』。

3期の第1話を見て、なんかいろいろ忘れてるなー、と思ってネトフリで一通り見直したw

で、気づいたのは、まるまる2年生編を見てなくて、そりゃ、話がピンと来ないはずだー!と思ったw

ともあれ、通して見たら、改めて、この物語はいいなぁ、と思った。

音楽がうまくイメージを膨らませるために使われているし、映像もしばしば音の奥行きを示すために、俯瞰や遠景、あるいは、どうでもいい動物や通行人の姿を映してくるところなんかもね。

最初に見た頃は、なんか高校の部活、面倒くせーなー、って思ってたけど、それは1話ごとに見てたからで、通しで見ると、そういう面倒くさいところもサクサク消化されていってなるほどなー、と思った。

そういう意味では、配信って凄いな。

どんどん次のエピソードにつなげていくからw

おかげで初見のときは「????」だった『リズと青い鳥』も、ああそういうことだったのか、ってすっと入ってきた。

結局、久美子が1年のときは、麗奈とあすか先輩が、2年のときは、みぞれと希美が、物語の主役で、久美子はそれを観察しながら触発していく指揮者みたいな役だったんだな、と思った。

で、3年になってようやく久美子自身が、麗奈やあすか、みぞれや希美の立ち位置につくんだな、と思った。

そのための転校生・黒川真由であり、後輩の久石奏という、ユーフォのトライアングルなんだろうな。

で、その二人が多分両方とも、久美子からすれば、あすなの分身みたいなもので。

真由が、音楽に対する姿勢や演奏力という点で。

で、奏は、あすなの分身だけでなく、あすなの姿を追っていた久美子の分身でもある、という点で。

うん、いいね、この布陣、この人物配置。

しかも、この3人、CVも濃すぎるw

最初、なんでいまさら真由のような子に戸松遥なんだろう、もっと新人っぽい子でもよさそうなのに、って思ったけど、いや、これは戸松じゃなきゃダメなんだろうな、って思ったよ。

多分、コロコロと発言を回していく自由人なような気がしたら。

で、その自由人・真由をたしなめながら、あくまでも久美子サイドにつこうとするの奏で天さんが演じる。

もちろん、適度に久美子をいじりながらw

で、その久美子が黒沢ともよ、だもんねw

真由=戸松遥、奏=雨宮天、久美子=黒沢ともよ、って、これもう、ちょっとした舞台演劇のキャスティングじゃんw

今から、この3人の、ギスギスした掛け合いが楽しみだよw

で、そのユーフォの3人のやり取りの傍らで、久美子ラブを貫くであろう麗奈がいる。

絶対ブレない演奏の正義の位置を占める麗奈が、どれだけ正論を吐いて、久美子をなだめ、ときに叱責するか。

結局、こうしたドラマが予見できるところが、この作品のいいところなんだろうなぁ。

ということで、続きが楽しみだよ。

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