スース6
すでに1週間弱の滞在となってしまったけど、やっと祝日も終わって街も通常に戻ったみたい。
大きな迷路のような旧市街のメディナも大分歩き尽くした感がある。道も大体覚えてしまった。
たくさんの人に会ったなぁ。いい人も嫌なひとも(笑)
ホテルはのおとなりさんはサウジアラビアの衣装をきたおじさん、イギリス人の老紳士、
ドイツ人の一人旅の女性とめまぐるしく変わって行く。
今日は無口なアラブのおじさんだった。部屋の前で出会ったのでハローと挨拶したら、黙って部屋に入ってしまった。
きっと英語を話さないんだろうと思っていたら、すぐに部屋から祝日のお菓子を持ってきて黙って手渡してくれた。
アラブ語でありがとうと言うと、黙ってうなずいて部屋に戻っていった。
シブイなぁ。
街にでて露店の兄ちゃんに「ここを出て南に向かうよ。両替もお土産デパートでできたし。」と伝える。
「そう。お金は本当に大丈夫?もし足りなかったら貸すよ。一体今いくら持ってるの?」と厳しい顔で聞いてくる。
どうやら両替できないから金がないと思われていたのではなく、本当の貧乏ツーリストだと思われていたらしい(笑)
「夕べは朝の5時までビールを飲みまくって眠いよ。悪いけど今日は一人で夕飯食べてくれる?明日は大丈夫だから。」
「全然心配ないよ。でも明日はもうここにいないから。」
また帰りにお店に顔を見せる約束をして買い物に行く。
彼のお勧めのアラブCDを数枚購入。読めないけどアラブ語で書いてくれた紙を見せる。
これ以上は払っちゃだめだと2.5D(ディナール。250円弱)と1枚の値段も書いてくれていたので、お店の人はふっかけることもできず
むすっとしてお金を受け取る(笑)
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