この本の著者に以下のような質問状を出しました。
貴著「アジア・太平洋戦争」についてお尋ねします。 「***『はじめに』には慰安婦について触れられていますが、本文には何も書かれていません。なぜ記述がないのか、その理由をお教えください。***」
以下のような回答をいただきました。
「****当初の予定では前の巻の加藤陽子さんが1940年までは書くことになっており、そこで当然日中戦争期の慰安婦の問題を取り上げてくれるものだと考えていました。ところが、加藤さんの巻が日中戦争開始の段階でほとんど終わってしまったため慰安婦に関する具体的叙述がどこにもない結果となってしまいました。私の担当巻で日中戦争期までさかのぼって書くのも書きづらいということもありましたし。ただ一言ぐらいは触れるべきだと反省しています。****」
以上何かの参考になればと思い「番外編」として紹介しておきます。