アイルランドと言えばパブです。
そこでカトリック教徒のアイルランド共和国男性と結婚してダブリン郊外(車で1時間)の小さな町に住む日本人女性のガイドさんの話から。彼女の義父は毎日(日曜日を除く?)夕食を済ませ10時になると決まったパブのいつもの席に座って友達とギネスビールを飲むことにしているそうです。義母も時々行きウイスキーを飲むそうです。いつもの席に他の人が座っていると非常に不機嫌になってかえって来るそうです。家には一切アルコール類は無く、したがって家での晩酌はないそうです。アイルランドではどんな小さな村でもパブはあるとのことです。
また彼女のパートナーは日本でも生活していたそうで日本の普通のビールはまずいといってエビスビールだけを飲んでいたそうです。
というわけでパブに出かけることにしました。ベルファストの1885年開業の“Crown Liquor Salon “ というパブに出かけました。カウンターで現金払をしてビールをもらい小部屋または立ったまま談笑するという仕掛けです。私もカウンターの中にいれてもらいウエイターの制服を着せられたり、若い女性と談笑?してアイルランドで青春を取り戻しました。
このパブが最近ナショナル・トラスト(自然環境や歴史的や歴史的環境の保存を目的に、1895年イギリスで発足した民間組織―広辞苑)の所有になったというのもこの国のパブ文化の地位を示していて面白いと思いました。