風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ベルリンフィル12人のチェリスト

2005年01月17日 | チンゲル亭過去日記

土曜日のオルティンドーの練習は、大森が会場である。
家から、約1時間かかる。
徒歩圏内にあったらよかったのに、と思う。
詩吟もあちこちに会場はあるのだけれど、どれも1時間かかる。

生活圏内にどちらも無い。
練習も滑り出してしまえば、1時間の所要時間はなんでもないのですが、どちらも滑り出すのに、大きなエネルギーが要る。

せめて、テープを聴き、自主練習をしようと思う。
それで、ヘッドホンではなくスピーカーから音を聞こうと思って、しまいこんでいたスピーカーを出してきて接続した。

まず、聞いたのは、オルティンドーでも詩吟でもなく、ビートルズ。

三枝成彰編曲の「哀しみのビートルズ」☆ベルリンフィル12人のチェリストたち☆
何度聞いても、言葉で言い尽くせない快感がある。
スイッチオンして最初の音が出るまでの、ほんの少しの時間が待ち遠しい。

ウランバートルにも持って行き、持ち帰ったCDである。

さて、これを聴いてしまったら、オルティンドーの練習をする気になるだろうか?
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娘との週末

2005年01月17日 | チンゲル亭過去日記

天気予報で、寒いと知っていた次娘は、予定を入れなかったし、
お友達も、お休みではないため、部屋の片づけやら、お疲れ休めやら、外出なし。
長女は、土曜日の夕方までは、予定が無く家で過ごしたのです。

私は、土曜日にオルティンドーの練習のチャンスがありながら、娘たちとの穏やかな時間を選んだのです。
雨で出かけるのは、いやだからと娘には言ったのでしたが、

この先、どれだけの時間娘と共に過ごせるのかと考えると、この、ふかふかとした鼓太郎の抱き心地のような平和で幸せな時間を中断したくなかったのでした。

いづれは、このうちを出て行くことがあると感じ始めてから、娘たちが側に居る事が当たり前であった時と違って、娘たちとの時間がより大切に思うのです。
どこかに出かけるのではなく、何かをするのではなく、同じ部屋に居ていつものお茶を飲み、特別な料理を食べるのでもなく、ごく普通の会話を交わすことが、とても素敵な事のように思えます。

私の結婚前は、両親が兄のところに呼寄せられて、数ヶ月でしたが実家で一人暮らしをしていたのです。
そのときは、願っても無い一人暮らしに喜び勇んでいたのでしたが、結婚前のその時期は、母として娘としての大事な時間だったのではないかと、今になって思う事があるのです。

母として、娘を一人の大人として見ながら、それでも大事な娘として特別な時間が流れるような気がするのです。
特別に何かをしてやりたいというのではないのですが、一緒に居るだけでいいのです。

夫にも、帰国したら、娘と野時間を過ごすチャンスが自然な形で訪れたらいいなと思います。
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