風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

オレオレ詐欺

2005年01月20日 | チンゲル亭過去日記

泣きながらお母さんと言って電話がかかってくると、自分の娘と完全に信じてしまうものなのかもしれない。
その声はそっくりに聞こえたので、胸がどきどきしてなかなか収まらないでいました。

人をはねたと言って娘が電話の向こうで泣き崩れていたのです。
車を運転しているはずが無いので、詐欺とすぐにわかったのです。
そして、ニュースで言っていたように「刑事さんと代わる」と言うので、頭の半分はパニックを起こしながら、冷静に「どうぞ」と応えることができました。
そしたら、電話はぷつりと切れました。
敵もさるもので、こちらが察知した事をすばやく理解したようでした。
それとも、いたずら電話だったのでしょうか。

詐欺未遂とわかっていて念のための電話確認のためと自覚していても、かなり動転していたらしく、電話の横にリストが貼ってあるのに、娘の名刺をわざわざ出して、それを見ながら電話をしていました。
娘も、母からの電話を取り次いでもらったときは、何事かと驚いた事でしょう。
元気な声を聞き、驚いたねぇと娘から慰めてもらいました。

さわやかに朝を迎えていたところに、娘の泣き崩れる声を聞かされたことで、ほんとに胸が苦しくなりました。

ニュースを見て、そんなに簡単に騙されるものだろうかと、他人事のように思っていたのです。
あれなら、騙されるかもしれないなと妙な納得をしてしまいました。

人の弱いところを巧みに突いてくるものだなぁ。
娘に、何事も無くてよかった。

安心しても、恐浮oえた体はなかなか収まらないもので、血圧がかなり上がっていることを実感したのでした。
驚き悲しんだ挙句に、脳梗塞で唐黷驍ニいうシチュエーションは、ドラマでは見るけれど、実際に自分の身にも起きるとはねぇ。

気分転換に自転車を走らせましたが、周りの景色は見えてなかった事を帰宅して気がつきました。
こんなときは、ゆっくり徒歩に限るのか、外出すら控えたほうが良いのか。
のんびりぬるいお湯につかるのが良いのか。
友達に電話をかけまくるのが良いのか。

とりあえず、ショックには甘いものですよね。
街が見えて無かったとは言いながら、ちゃんとおいしそうな甘いものを売る新しい店だけは見つけ出しました。(笑)
これから、一人3時をいたします。
お騒がせいたしました。
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生花

2005年01月20日 | チンゲル亭過去日記

帰国後、部屋の総入れ替えをして、物を大幅に片付けました。
そのおかげで、かねてから長女の望みだった

           玄関に習ってきたお花をきれいに活ける

が、実現した。
水曜日がお稽古の日で、帰宅がかなり遅くなるのですが、新年になってからは、その日のうちに活けるようになった。

おかげで、木曜日の朝は玄関がすっきりして、美しい。
今朝はちょうど母からの宅急便の配達がありました。
荷物が重いので、中まで配達人が入れてくれるので、アイリスの紫の色がきっと目に入った事でしょう。

次女は、せっせと自分の部屋を自分らしく変えている。
インターネットで取り寄せた荷物が昨夜届き、嬉々としてダンボールを開けていた。やがて、電話をかけている声が聞こえる。

最近、電話をかけるとき部屋のドアを閉めなくなった。
幸せなんだなぁとおもう。
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