風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

20キロの荷物

2005年03月30日 | チンゲル亭過去日記

ウランバートルへ送る荷物は、一箱20キロが上限です。
郵便局でゆうパックのダンボールを1個380円で買う。
高いのですが、一箱を20キロにするにはスーパーでもらってくる箱では大きさ、丈夫さに欠けるのです。

1キロごとに料金が決まっていますから1個だけ送る分にはこだわらなくてよいのです。
20キロに近づくにつれて料金が割安になっていますから、複数個送るときは、一箱を20キロにすることにこだわるのです。
http://www.post.japanpost.jp/fee/simulator/kokusai/index.html

航空便は、普通便とスピード便があり、スピード便は早ければ3日で届きます。船便は、1ヶ月から3ヶ月かかりますから、問題外。
普通便とスピード便では20キロの荷物は11,850円と18,200円の差があります。

モンゴルに送るものは、どうしてもこだわりの物と、モンゴルでは手に入らないものと決めました。

しかし、日本に居たら、おそらく使わないだろうけれど捨てるには忍びないものがたくさんあります。
モンゴルに持っていけば使うだろうしかし、帰りの送料を支払ってまで持って帰らない。

もう一度品物に命を与えると考えるか、それとも置いてかえる(捨てる)ものにお金を払って持っていくか、迷うのです。

厳選したつもりですが、5箱になりました。送料だけで9万円!
モンゴルに無いものは、味噌、しょうゆの入った食材の箱1箱だけです。

次の一つは、台所用品。二人分の茶碗、汁椀、箸、急須の類。

次の一つは、趣味のもの。たくさんある時間を心豊かに過ごせるであろうグッズたち。

次の一つは、衣類。半年後の11月ごろに帰国の予定といってもモンゴルは真冬ですから、防寒具は夏に向かう今でももって行く必要があります。
送料を2万円近く払うか、20万トグルクを元手にウランバートルで買うか。
なじみのものを身につけたいのだけれど、さあ、どうする?

もし、なじみの衣類を持っていくとしたら、もう一度読みたい本も持って行きたい、積読していた本も持っていかなくちゃ・・・・・

そうして、箱が5個に増えたのです。

大鉈を振るって、1箱だけ送るか、9万円払うか?
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