風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

日本語科の学生

2005年06月07日 | チンゲル亭
携帯メールで、コーヒーでも飲みませんか?というメッセージが届きました。
貴方は、どなたですか?どこで会いましたか?と返信をしたら、3年生のボロロとバヤルです。教室で会いました。と答えが返ってきました。

ゲストでお話をさせていただいたときの学生でした。
なんだかちょっと心配でしたが、ちょうど、K さんがそばに居たので、いっしょにでかけることになりました。

TISの階段でその二人が待っていました。
見覚えのある顔です。
なんだか、ほっとして、うれしくなりました。

ほんとに好奇心旺盛で、まじめで知りたがり屋の二人です。
私たちと会う前に、日本センターで日本のテレビドラマを見てきたそうで、その中で分かりにくかった言葉が手帳にびっしり書いてありました。

ドラマの生きた会話をちゃんと聞き分けて、正しく書いてあるのです。
モンゴル人の音感のよさには、いつも驚かされます。
たとえば、「まじ」「しょうじきにいって」「

モンゴルのカミルトーンというロックグループの好きなKさんは、ノートに書いてあった歌詞を、彼女たちに訳してもらって、教えたり教えられたりの1時間あまりでした。

最後に割り勘という言葉を、教えてあげました。

こういう場合、大体において日本人で年上の私が支払うのですが、彼女たちは、律儀に私たちがお願いしたのだからと言って支払いをしようとしましたので、それではということになったのです。

相手のわからないメールに最初はどきどきしたのでした。
Kさんが居たおかげで、ちょっと冒険をしました。
冒険と思ったことは、たいそうな思い違いだったということも分かったのです。

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