風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

UBの都会人

2006年06月03日 | チンゲル亭裏日記


2004年のHPによると、以前のアパートの庭に4月27日に黄色の一番花が咲いています。
今年、4月1日にこちらに引っ越してからは、庭の無い生活をして花は無いものと、あきらめた訳でもないんだけど、、、
タイミングよく、毎週郊外へ出かけていくチャンスをもらったのも有って、住まいのそばでは、花を探そうと言う気持ちがなくなっていたのかもしれません。

2004年は白い世界のUBに降り立って、花の咲くのを心待ちにしては、カメラを持って花を探しては、HPに載せていました。
おかげで、UBに咲く花を4月から見つけて写真のページにアップしていました。
今年は、住まいの近くで探すと言うことをせず、6月2日にやっと、たまたま通った道端に見つけたタンャを写真に収めました。

2年前には、終わりとはいえ4月に見つけていた花を、今年は6月になってやっと目にするなんて、どうかしているじゃないかと思ったことでした。

2年前は、それほど花に焦がれていたと言うことなのでしょう。

そのつもりで見ていたら、タクシーの窓から、平和通の桜の木も花をつけていたし、自然史博物館の前の、桜か梅かよく分からなかった木にも花をつけていましたっけ。
見過ごしていたなんて、恐ろしいことだなぁ。
前のアパートの庭は、さぞ花がたくさん咲いていることでしょう。

花を探して、結構さまよっていたんだなぁ。
今年は、モンゴルはこんなもの、街の中心に着たから、しょうがないなんて消極的な気分だったんだなぁ。
都会人になったってことかなぁ。

今日は、雨上がりの快晴です。
体調を崩して、郊外に出かけることが出来ず、家の中で悶々としていました。
テレルジは、さぞきれいに花が咲いていることでしょう。
出かけた方は、たくさん写真を撮ったことでしょう。
来週は、行かなくっちゃ。
身近な花も、見つけてあげなくちゃ。
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毎回いくこと

2006年06月03日 | モンゴルについて
先週、乗馬用の馬を借りているゲルの牧民さんが、新品のオートバイを買って街から乗って帰ってきました。
その噂を聞いて、近くの若い牧民さんがいつもに無く集まって、うらやましげに眺めていました。

オートバイの持ち主は、それは得意げで、子どものように喜んで、日ごろは浮「くらいの人も、うきうき気分が伝わってくるくらいでした。
さしずめ、日本人がボルシェを買った気分とでも言えば良いのでしょうか。

春さんの説明によれば、春さんが毎週のように連れてくるお客さんの馬の使用料を賢いおかみさんが貯めていて、買ったはずだと。

1回にすれば、安いと思われる使用料も毎回そして通年続けられると莫大なお金になるということを彼は学んだはずだ。
そして、周りの牧民さんも、新品のオートバイの出現によって、それを学んだはずと言いました。

長い長い、だまされてきた歴史が牧民さんに染み付いていて、来週も来るから、続けてくるからと言う約束は端から信じなかったそうです。

モンゴルの観光シーズンは、3ヶ月。その期間に、思いっきり馬を痛めつけながら、可能な限りの収入を得るか。
それとも、通年通ってくる人に、馬をいたわりながら安い使用料で貸すか。

両方を、上手に選べば、収入も上がるし、馬も痛めつけずにすむのになぁと、馬の好きな彼はため息。。。


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