風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ウランバートル仲間

2010年08月08日 | 出会った人
8日は、ウランバートル時代に夫と同期で、私とも友達づきあいをさせていただいていたKさんが、その後も海外の仕事を続けられていて、このほど一段落して帰国なさるということで、おかえりなさい会が開かれました。

ウランバートルで、一緒だったご夫妻や若者たち総勢12人集まって、カラオケで会食。
カラオケといっても、個室の居酒屋感覚で、音も遮断されるため自分たちの世界に浸っていられるのが、なかなか良いものでした。
料理も、居酒屋並みで接客もよく、「幹事さん、いいところを探してくれましたね」

新宿とは、げに、新しい発想のお店がしのぎを削っているのだなぁと、思ったことでした。

彼女は、一ヵ月後にはまた、別のプロジェクトで任地へ派遣されるそうです。チャンスをすかさず掴みそのたびに、新しい仕事に挑戦して、グレードアップしている、パワフルな人です。

日本に居たら、主人側の人ですから、お友達づきあいすることにはならないのでしょうが、ウランバートルではすべての行事は夫婦同伴ですから、気さくな彼女とはお友達として親しさを増したのです。

夫のモンゴル派遣のおかげで、思いもかけない人たちとめぐり合い、お付き合いが深まっているのでした。

帰国後、何度かこういう行事がありましたが、「私一人でも出席します」と返事をしたのは、初めてのことです。

帰国予定の定まらないじきでしたから、夫と一緒ではなくても出席と返事している自分を見つけて、感慨深いものがありました。
それまでは、一人では行けなかったからです。

明るくて、聡明で、気さくなKさんと幹事をしたNさんは、名コンビで、ウランバートル時代にも、良く一緒にお休みの日は遊びましたから、楽しい思い出しかありません。
ほんとに、良く、たのしんだなぁ・・・・・

お酒の好きな彼女ですが、ほとんどいただけない私もNさんとも、飲んでいても居なくても、話の弾むことでした。
その他の参加はシニア5人、青年4人、ちょうど会話の弾むこじんまりとした会でした。

こんなチャンスを逃さず、幹事をしてくださる方が居るので、旧交を温めることが出来るのです。いつもありがとう!楽しかった。
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惹き付ける

2010年08月08日 | 詩吟
舞台に登場した講師の姿を見ただけで、ひきつけられ、「あなたのおっしゃることなら何でもいたします。」
という気分にさせられ、その声にさらに聴く耳がおおきくなり、その語り口からすっかり気持ちがとらわれて、感嘆、感動、宗教的盛り上がりを見せる。

こういうのをカリスマというのだろう。

そこに居た人が、みんな、その気になってしまった。

その道に通じた人は、名実友にカリスマになることで、人を導くのよねぇ。

「その道」とは、いかにもとうなづくものから、地味である程度わかってこないと理解の届かないものまで、いろいろたくさん。

何か一つでも、カリスマもどきでいいから、なってみたいものだ。
耳目を集める派手な部分ではなく、自分自身が納得して、揺るぎ無く伝えたいと思い,教えを請いたいと思ってもらい、そして、大事なことは十二分に伝えられるもの。



何かを伝えたいと思う気持ちだけで、その前段階でじたばたと思い悩んでいるうちはむずかしい。

相手が、聞きたいと思うのと、「?」と思うのでは同じことも10歩の開きがある。
一歩でも身を乗り出して、聴いてもらえるには、何が一番必要なのだろうか。




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