風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

たまゆら

2010年08月29日 | 徒然に日々のことを
サントリーホールの珠響(たまゆら)の第二回 彩(いろ)を聴いて,観てきました。

若い人たちの和と洋の競演でした。
その道のプロという人たちは、腰のすわりが違うんですねぇ。
そして、歌舞伎のお囃子さんたちの腰の座りは、なんともはや力が抜けているのが、太鼓の腰の据わり方との好対照でした。
そして、それと同じくらい力の入っているのが、パーカッショニストのたしかみやもとさんという人。

堂々とした体躯は弁慶を連想させるような、和の雰囲気をまとったひとだった。
これが、マイク1本で、ピアノや太鼓とセッションをするのだから、おもしろい。

マイクで行うパーカッションといえば、ャbプスのズンチャッチャという音しか知らなかったので、驚いた。
この人のこと、もっと、調べてみよう。

林英哲一門の太鼓は、ちょっと音がビンビンと鳴りすぎて、底を支える力強さに欠けていたように思うのは、私の一方的な趣味の違いなのかなぁ。

ちょっと、お茶目だったのは、おもちゃのピアノとパーカッションの遊び。

やはり、圧巻は亀次郎さんの獅子。
首回しが、途中まで数えて、驚いて拍手したら、数がわからなくなったのだけど50回は回したと思う。

そして、その衣装をもう一つの舞台が終わって最後のフィナーレまではずさないで待っていたこと。首を回して、汗びっしょりかいて、重い衣装を着けてただ楽屋で待っているのは、並みの人では馬鹿らしくて、出来ないのではないかと思ったことでした。

そこに、和の堅苦しさとも、律儀さともいえる様式(?)が見えて、それが、好ましく思えるのは、年を重ねたせいなのか、見えてきたものがあるっていうことか。






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