風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

9月関吟東京中央会

2011年09月25日 | 詩吟
社団法人関西吟詩文化協会の絶句のテキストが第六十四号を迎えました。
一号に付三つの絶句が入っていますから、合計で192の詩を習うことになるのです。

師範としては、この全てを習い吟じられるはずですが、本当に吟じられるのは、わずかで、まして自信を持って教えられるのは、いくつあるだろうか。

教える前、錬成会の前には、これと決めた吟をおさらいして臨むわけですから、問題ないといえばそうなのですが、積み上げることの大事さを思います。


会場も寄り駅前のコンビニには、以前は広いフロアの喫茶店でした。
まだ、支部に昇格する前は、お稽古帰りには、まっすぐ帰っていましたが、やがて、お茶でサヨナラをするようになりました。
発展途上にあった私たちは、子供だったわけで、その代わり、ほとんどの人がお茶には参加して、甘いものには目の無い私は、楽しみだったわけです。

その会も、成熟してきて、それぞれの関わり方も変わってきて、いろんな考えがミックスされてきて、人数も支部を歌えるほど増えて来ると、幹事さん+アルファで、食事とお酒の会になりました。
お酒が入ると、人と人との距離がぐっと近くなり、踏み込んだ話や、しらふではいえない反対意見が出るようになり、帰りの会はますますディ-プで、面白い物になってきました。

慎ましやかで、こじんまりした会から、幹事といえば会計だけだったのが、いつの間にか、幹事だけでも今は何人になったろうか。

積み重なりと言うものは、すごいものだ。
常に発展し続けてきた東京支部の原動力は、なんだろうか。


歴史を重ね大所帯になって、支部に昇格しても、全てに開かれている方針は今も貫かれています。
学びたいものにとっては、本当にありがたいシステムで、何時何処へでも行って、何でも知りたいことを質問して、教えを請うことができます。
これは、関吟の中でも、かなり画期的なことと思います。

おかげさまで、師範となったいまでも、言いたいことを言い、利きたいことを聞き、答えを頂けるのは、ほんとにうれしい。
昇格をしたからといって、偉そうにしないで、謙虚でいることは難しいのだけれど、こんな風にオープンで居てくれるおかげで、虚勢を張らないでいられるのは、もっとも私にとってありがたいことです。

お尋ねしたことに、快く応えていただいて、ほんとにありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。




10月9日には、発声箇条について、11月26日には、YUBAメソッドによるボイストレーニングの講演と、いま、取り組んでいる発声についての、情報を得ることが出来ます。
どれだけ、理解できるか、古ぼけてきた脳みそに刺激を与えてきます。

さて、土産を持ち帰ることが出来るのだろうか。

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