風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

発声法講習会

2011年10月09日 | 詩吟
待ちわびていた「発声の基礎」の講習会に行ってきました。
浜松で講習を受けて以来、ICレコーダーに入れた音を何度も聴きなおし、そのたびに、発見があって、山口先生もおっしゃっていたように、上達とはらせんを描いていると言う言葉を、なるほどそういうことかと、思っていました。

チャリティー吟詠大会 吟詠大会・研修会 
         「悠久の燦き(きらめき)」

吟詠普及推進事業の一環として、吟詠をまだ知らない人に吟詠のよさと楽しさを知ってもらい、会員には更なる技能向上を目指していくことを願った大会でした。

また、収益金の一部は東日本大震災で被害にあわれた方々に役立てて頂くこととして、チャリティー吟詠大会としたそうです。


          =プログラム=

第一部  講演 「ものづくり・人づくり」♂F宙に鰍ッた夢ー
                   東大阪宇宙開発協同組合理事長 稻榮錥佗


第三部の構成吟は、若手精鋭グループ総出演のすばらしいものでした。
特に、和歌が多いのは、これからの関西吟詩文化協会の将来を暗示するものでした。

去年から、師範の昇格試験に和歌も課題に入るようになり、漢詩だけではなく和歌にも積極的に取り組むと言う「和歌元年」なのだと、ひしひしと感じました。

何よりも、吟者が、和歌を自由にこなされるようになり、それが、関西吟詩文化協会らしい力強さをもちながらたおやかであると言うことに目を見張るものがありました。

和歌を避けて入られないと、お尻に火が点いた思いでした。

第二部の山口先生のおっしゃる発声法が、体得できたら、簡単なことなのです。

それこそ、自由に舞うようにそれで居て力強い吟、理想の形が現れます。

さて、どうしよう。
どうしたらいいんだろう。


そんなときに、オルティンドーのブログを呼んだ中に、こんな一説がありました。

  息を飲み込んで漏らさない内向き意識と、口蓋の奥と舌の奥に無限ともいえる柔らかい頼もしく自由自在な空間があるのを活用すること。動きをコンパクトにするほど安定。苦しいときほどそこに逃げ込めば絶対安心。そんなものが得られたならいつだって落ち着き払っていられるじゃないの!


本当に、惜しいときに熊本に言ってしまったわがオルティンドーの師匠の三枝彩子さん。
しかも、合宿のチャンスまであったのに、逃してしまった。
ビャンバジャルガル先生に、一度だけ褒められた声の出し方を、忘れてしまいそう。
今は、どんどん頭でっかちになっているので、フスラーの言うように「自由にときはなす」ことをするといいのよね。

さて、その方法は。



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