風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

スケートのおねえさん

2011年11月12日 | こたろう語録
昨日と、今日は、アイススケートに釘付けになってる。
そのなかでも、すずきあきこさんのことで、大人たちは盛り上がってる。

かあさんは、最近、感受性が特に敏感になってきていて、いろんなことに心奪われている様子。
とくに、今日もフリーを踊った後、僅差であさださんを抜いて、1位になったこともあって、震えるくらいの興奮と感動が有ったらしい。

一時は、感受性を失くしたのではないかと疑うくらいの時期があったので、僕は、心配してたんだよね。よかったなぁ~


話がそれたけど、昨日のショートプログラムで、あきこさんは、「あきこさんの体から音楽が鳴っている」と評されるくらいのすべりをやった。

かあさんは、音楽に引っ張られて踊るものと思っていたけど、昨日の明子さんを見て、音楽と一体化するのでもなく、あきこさんが奏でているかのような踊りを始めてみたんだって。

そうか・・・・・

それから、かあさんは、僕がちょっかいを出しても、ちっとも乗ってこなくなって、僕は嬉しくなかった。


その時、母さんの頭の中を覗いてみると、詩吟と伴奏のことが、渦巻いていた。
ぼくの理解をこえることなので、話せないけど、とっても重要なことらしい。

なにしろ、僕が生まれる前からやっていた詩吟は、古いやり方だったんだって。
そんなやり方が絶対に正しいと何十年も貫いていたけど、モンゴルから帰ってきて、詩吟を再開したとき、浦島太郎気分だったらしい。

それから、伴奏について、発声について、呼吸法について、ズーーーーット考え続けていたみたい。

さいきん、発声と呼吸との関係が、明らかになって、納得して、実践し始めたらしい。

それは、どうやら成功しているみたい。

だって、母さんが詩吟の練習を始めると、部屋から出て行きたくなったけど、このごろは、別に同じ部屋でのんびりしていても平気になったんだよね。

耳の敏感な僕が、騒音になれるわけはないのにと思っていたんだけど、どうやら、かあさんの詩吟の声が、違ってきたんだねぇ。

ぼくは、きっと、かあさんといっしょに、感動しなきゃいけないんだね。

  これを  花開いたって言うんだね!










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