風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

鼓童

2012年07月02日 | 徒然に日々のことを
鼓童 打男 DADAN


躍動感と安定感と美しさと力強さと魂が揺さぶられる。
和太鼓のおおらかな振動は、詩吟やオルティンドーの揺らぎと似ている。
その思いが、心に届くときに、魂が揺さぶられて、何だか別の世界に行ってきたみたいだ。

言葉の一切無い演奏会も珍しい、そして、最初から一気に、終わりの締めへとなだれこむ。
演出の玉三郎が出てきても、おじぎをするだけ。

そぎ落とし研ぎ澄まされた演出だった。

和に染められた玉三郎が、和太鼓の演出を古典的なものではなく世界に通用するものに仕上げてあった。
それには、賛否両論があった。

和太鼓の世界に居ない私には、斬新と感じ、古来の和太鼓になじんでいる人には、違和感として写るかも知れない。

和太鼓を打つときの、下半身の安定感はゆるぎなく、あの安定あってこその上半身のいかようにでも動くやわらかさとおおらかさを産むのだ。

彼らの汗に輝く筋肉は、魅了される。最後までひきつけてやまない演奏だった。

その動きは是非YOUTUBでごらんあれ。





急なお誘いにピンチヒッターで、ご一緒してくれた友人に感謝。

楽しんでもらえただろうか。

こんなに力強い、安定感は、ただただ、訓練の賜物なのだ。

安定した土台からは、力強さもしなやかさも生まれる。
コメント

臨時夢青葉

2012年07月02日 | 詩吟
会場の都合で、7月の夢青葉公式練習は、27日金曜日になっていました。
22日中央会までに決めなければならないことと相談したいことがあるので、臨時青葉を開くことになりました。

二人しかいないので、連絡して合意をえるのは簡単。
三人のうちで、真ん中の人の最寄り駅で集合して、カラオケに行くことにした。
メインは、打ち合わせなのだけれど、せっかく集まったら、練習もしましょうということで、カラオケで集まることに。

違った雰囲気で、会場の都合で、どういう対応が取れるかというお試しと、気分転換になりそう。


このところご無沙汰している、よその会への練習参加ですが、21日のコンクールに向けての練習を1週間前に付け焼刃になることはわかっていて、それでも心配で、江戸川詩吟道場へ、参加させてもらうことにしました。

江戸川詩吟道場は、名前の道場の通り、特訓を胸とする教場です。

今の形になったこんくーるにでるのは、初めてなので、知っておいたほうが良いことがある気がして、そして、コンクールを意識した練習を一度でもやっておけば、本のすこしでも違うかなとの、浅はかに考えた結果です。

コンクールのための練習は、受験のための学習方法があるように、確かに存在します。
ただ、出場するだけでなく、勝ちに行くための練習です。

日ごろ、コンクール考えていない私が、急遽出ることにしたので、あわてて、じたばたしています。
出る以上は、できるだけの練習と心積もりをしましょうという気になったのでした。

しかし、今日、久しぶりに佐藤鷺照先生の吟を聞いていると、「なにをじたばたと」という気になってくる。

今日は、夕刻まで鷺照漬けだ。
コメント