風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会中央会11月

2012年11月26日 | 詩吟
今日の吟題は、和歌。

漢詩の吟じ方と、和歌の吟じ方は別のジャンルと考えてもよいと思うくらい、違うのです。

ここ数年、発声の方法を変えようと頑張ってきて、かなり漢詩の吟の発声については、納得できる部分が見え隠れしてきました。

和歌は、まだまだ。

和歌のお手本になる方がそばにいらっしゃるので、一生懸命聞くのですが、なかなか、そばにも寄れません。

習い始めた古の頃、和歌を吟じるのは、よその流派の人たちと勘違いしていましたが、もうすでにその頃から、和歌を関吟流で吟じている方たちがいらっしゃったのでした。

昭和の時代から、和歌に精進なさっている方の流れを汲む人と、数年前に躍起となって発声法を変えようとして居る私とでは、太刀打ちできるはずもなく。

今習った理論を実際に体得できるボイストレーニングをしてくれる人を探さねば。
あるいは、誰か詩吟の先生を探したい思いに取り付かれています。

これ以上、理論武装をしても、頭でっかちになるだけで、私の場合脳の許容量が少ないから、講習を受けても、取りこぼしてしまうのが,落ちだなぁ。

今日は、和歌と言う苦手な吟の半日を過ごしたため、頭が爆発しそうだった。
その、ストレス解消に、自由吟では一番声を張り上げて吟じる吟を選んで一吟をしました。


教室を持ったおかげで、苦手なものにも前向きに挑戦しようと思うようになったのは、大収穫だったということにしておこう。

関吟の先生たちの中にも、漢詩調の和歌を美しく吟じられる方もいらっしゃるので、あまり、無理をせず、和歌の吟じ方を練習していこう。


今日の幹事会は、3月にカナックホールの発表会についての、相談でした。
中心になる方が、ずいぶんと骨折ってくださって、たたき台がリッパに仕上がっていて、その台本に人選をしていく作業が、かなりスムーズに進みました。

人の上に建つことは、こんな方面の能力も必要とされてくるのですね。

芦孝会には、もう、10年以上の歴史のある教室から、出来たばかりの教室まで、様々な経歴を持つ教室が集まっています。

まだ、歴史の浅ク人数の少ない我が夢組は、このような大きな大会には、何処かの教室と協力して、出吟することになります。

大会で吟じる詩を1月と2月で習わねばなりません。既に習ったことのある吟を復習するのではないので、大変なことですが、これは、大会を成功させるためには、やらねばならないことです。

プレゼンで、勝ち取った大ホールでの願っても無い大会は、大きな波紋を投げかけています。
懸命に詩吟を習っている者たちがいて、詩吟とは、こんなものなんですよと一般に知ってもらうことが、大事なことなのだと思います。

それぞれの持つ力を、それぞれが、十分出し切れば、歴史のある教室もそうでない教室も、それぞれが、それぞれなりの輝きが出来ると、信じてやみません。

つい、経験の少なさを嘆きそうになるけれど、せっかくのチャンスですもの。
みんなで、頑張りましょうね。

東京芦孝会と小金原支部との関東連合会の結束の年にもなるのでしょう。

夢組がんばれ!!!




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