風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

7月論語育成講座

2014年07月03日 | 論語と
今日は、「徳」について、迫力のある講義でした。
    
   最初の章句は

子曰く、徳孤ならず、必ず隣あり


 
 

  正しいことを明言、実行する時、ときに孤立をしてしまうことがある。
  それでも、きっと日を置くと理解者が出てきます。
  そして、「朋」のある幸せを感じ、実感するのです。


徳があれば、そうなんだねぇ、いつまでも孤立しているのは、徳ではないってこと?



10余りの章句の解説ののち、もう終わり化と思ったら、最後に付け加えてとおっしゃったことが、心に残りました。


経済学の祖とされる管子の時代は、人民を飢えさせなければよかった。
それからわずか90年ほどの後にこの世に来た孔子は、「心」を意識し解き始めた。

「心」の存在を発見したとき、孔子はどういう思考回路だったんだろう。今までに、有っても、認識されなかったものに気づくのは、天才だ。


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