風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

足立論語

2016年12月01日 | 論語と
数日まえ、急なことだったのですが、詩吟チームへ、20分の時間を提供するので、いつもの先生が選んだ漢詩一吟ではなく、私たちが選んで、組み立てた吟詠をしてくださいとのお申し出を頂きました。

先生の中では、突然のことではなく、心の中で温めていた構想のようでしたが、お聞きしたのが、三日前。

電話で、手短に説明しただけで、戸惑いながらも、お引き受けくださったのは、さすが芦孝会精鋭の頼りになるお二人です。

明けて、当日のお昼にお二人が選んだ吟題を伺い、ランチをしながらの打ち合わせをしました。

12月にふさわしい「除夜の作」 お酒の好きなお二人そのままの「山中幽人と対酌す」 そして、「山中の月」

ベストチョイスです。月は真山民が「月は私」と言ったように、そうでありたいと思い続け、絵にも月の作品が数多くある須藤先生の好むテーマです。


まず、私が司会をし、手短に詩の説明をして、それぞれの独吟と連吟をいたしました。

いつも須藤先生がしていただく、格調高い漢詩の解説は私にはできませんから、その詩吟をするときに思い描く思いや感想を、下世話に語りました。

それが、観客をグイと引きつけたとは、その様子を見ていたお二人の感想。
私は、お二人の紹介と漢詩の紹介をいかに私らしく語るかということに注力していたので、その、一瞬をとらえることはできませんでした。残念!

そして、さらりと関吟芦孝会の精鋭ですと、紹介して、バトンタッチです。

日頃、詩吟仲間の前で、吟じる時と違ってまた別の緊張がみなぎっていました。
そして、みなさんを感動させる吟詠をしてくださいました。

拍手喝さい、この拍手はあいさつ代わりのものではなく、本当の拍手でした。

チャンスをくださった須藤先生、ありがとうございました。
心を傾けて聞いてくださった、皆様、ありがとうございました。


この後は、予定通り、忘年会です。
心から、嬉しい、楽しくてしょうがない、飲み会となりました。







コメント