風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

先輩がいること

2018年09月05日 | 詩吟
「川中島」の結句が今日の課題です。

結句は、新しく出てくるのは、譜№11番で、これは、すでに承句で出てきた譜№12番と同じ音階で、ゆったり吟じればよいので、特に時間はかかりません。

これで、やっと、関吟流の「川中島」をやり終えて、新人の三人さんも習いましたといえる吟題を手に入れました。

川中島の独吟を全員聞かせてもらいました。

一番心配していた予備知識なく入会されたかたは、チャンと最後まで、吟じることができました。

そして、事前に個人的に練習をなさっていた方は、関吟流とは違う癖が付いてしまっていて、残念!これは、なおすのがちょっと難しそうです。
「予習はしないで、かえって時間がかかりますよ」とお伝えしたことを実感されたようです。

今日は、先輩がたも、きりっと引き締まった吟をしてくださいました。
ちょっと声が出にくかった私の代わりも、立派に勤めてくださって、嬉しい手ごたえがありました。

見違える様な吟詠になられたゲストさんは、前回の練習の「飛んで、着地」の表現がとてもよく分かったとおっしゃっていました。

前回のオーバーアクションの説明は、功を奏したわけです。

すぐに不安になって、「忘れるかも」とおっしゃいましたが、前回の練習成果が、時間を経て今日になっても、吟じられたわけですから、それは、無いでしょう。
自信をもちましょう。

長い低迷期を経ると、どうしても自信喪失になりますが、経験者には、喪失したきもちを回復し、さらに自信につながるようになるには、どうしたらよいのか。


次回は、全員が習い終えたことになる「川中島」の合吟を心置きなく何回も、やってみたいと思います。

これで、練成会への出吟の弾みがつきました。

「発表会」ではなく「練成会」なのですから、今の私の吟詠はこれですと、飾らないご自身をみなさんに見ててもらいましょう。
入会した年に経験する練成会は、今年しかありません。唯一無二の経験をいたしましょう。
いわば、「産声」です。



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