風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

お願いだから

2020年10月02日 | 徒然に日々のことを
お願いだから、体育座りで、スマホの操作をしないで。

これから、赤ちゃんを産むかもしれない人が、そんな骨盤をゆがめてしまうような座り方はやめて!

骨盤の健やかな形、位置は、赤ちゃんのためだけでなく、過酷な産後を元気に乗り越え、将来誰にも来る更年期を如何に楽しく過ごせるか、それとも、苦しんで過ごすかにかかっているのよ。

女性の骨は、自在に開くことができる反面、ゆがみやすいのだから。

これから、産もうとする人、いえいえ、結婚をする人、いえいえ、思春期に差し鰍ゥる人は、正しい姿勢で、骨盤を守ろうよ。

昔々、年長者は、賢く、その経験知識において、若者に勝っていたから、袖振り合った人に、ちょっとしたヒントを言葉にして与え、それを若者は、有りがたく受け取り、実践していた時代があったそうな。

今は、助言者は、スマホにとって代わって、年上の人は、古いと、ないがしろにされがちです。

私が、結婚したばかりの頃、実家から遠くに離れたものだから、顔見知りの年上の方は、いなかった。

バスの中、病院の待合室で、となりあった年長者が何気なくこぼした、ちょっとした言葉は、とてもありがたく、その知識だけでなく、暖かい気持ちが、寂しい気持ちを温めてくれたよなぁ。。。。。
心の交流。

今、思う。
母が、「お行儀が悪い」とたしなめたことは、見た目が美しく上品に見える立ち居振る舞いというだけではなく、健康、安全につながるものであった。

今は、その意味をこんこんと説き、実際の効能を説き、その上で、組み伏せるように叩き込んであげないと、わからないようです。
理論で、勝たねば、それは正しくないといわれる。


優しく、穏やかなちょっとしたことばだけで、心も体も動いた時代は、終わったみたい。


だから、人目をはばからない座り方をしている人が居ても、だれも、たしなめない。
たしなめたとしても、反撃にあうだけだし、「私の自由よ勝手でしょう」と、「親でもないのに、あんた誰」という目に睨まれる。

「体育座り」は、誰が教えたの  いつから始まったの?


その時、私は、言葉を発したのではありません。その残念さを、ここに吐きだしているだけです。



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