大きな声で、詠う人は、免疫力があるから、コロナにかかりにくい?
これは、事実なのか、都市伝説なのか。
息を大きく深く吐いて、吸うことは、体に良いのは確かです。
「詩吟は健康に良い」とは、詩吟にお誘いする時、新人さんがいらっしゃったとき、必ず出る言葉です。
『呼吸のかなめとなる肺は息を吸いこむと膨らみ、それに合わせて肋骨や背骨が動き胸郭を広げます。肺のふくらみが制限されると胸郭が広がらなくなり、この動きで使われる胸や背中の筋肉はどんどん弱っていきます。』
井本整体 http://www.imoto-seitai.com/
「弱った体がよみがえる人体力学」医学博士井本邦昭 より
マスク着用が1年以上続いていますね、気が付いたら、口呼吸になっているのに気づくことがありませんか。
口呼吸は、鼻よりもたくさん空気が入るから、楽なのです。
鼻呼吸は、横隔膜をよく働かせて、しっかりと肺を広げることが出来ます。
口呼吸と鼻呼吸を何回か、試みて、体の動きをよく観察してください。
横隔膜を働かせる呼吸をしていたほうが、体に良いと言う気がして来ませんか。
中央会で行っている「詩吟体操」は、胸郭を広げます。
この体操をして最後の姿勢を思いだしてみてください。
息が深く入る時って、しっかり息を吐
けた時です。
その時自分の体はどうなっている?と、問いかけてみてください。
『深い息をするのは、とても良い』
=提案=
マスクを外したら、先ず、詩吟体操を!
クシャッと縮まった肺を広げます。
両足裏で、しっかりと地球をつかみましょう。
腰で、しっかりと上半身を支えましょう。
外に広がった肩甲骨を内側に寄せましょう。
ろっ骨が持ち上がった感覚を掴めると最高です!
はい!もう一度、深呼吸。
一か所の不調は、連鎖を起こして、次々に体は、錆ついて行きます。
胸郭をよ~く動かして、良い連鎖の始まりを意識し、始めましょう。
さらにクリアで響きのある音の出る楽器に育てよう。