風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

第二世代

2021年10月24日 | 詩吟

今日の、昇格雅号授与式のサポートは、うまくいきました。
前回の失敗をものともせず、今回も同じようにと、指示していただいて、期待に応える機会を得ました。
お邪魔虫にはならなかったけれど、私の立ち位置は、ちょっと間抜けだったかもしれません。
次回があるなら、この二回の経験を踏まえて、上等な仕上げにできることでしょう。

失敗を恐れず、その失敗を糧にして、力を付けさせるやり方は、会長の創成期からの一つの仕事を長く続けて、やり通して学ぶという方針を踏襲していると思う。

その懐の深さに救われます。

さて、私はと振り返ると、二度目、三度目のチャンスをあげる深い思いと懐の深さがあるかというと、残念ながら、無いかなぁ。

していただいたことは、その方にはお返しできないなら、別の困っているかもしれない人に循環していこう。(恩返しではなく、恩送り)

私は、そのような大きな思いの中で育ってきて、恩恵を受けるばかりで、創成者の野田会長の第一世代として、ここまで来ました。

その教えを自身の教場の第二世代にどれだけ伝えられただろうかと、考える。


正しいと思って進めて来た方法も、時が経ち、状況が変わってくると、違う方法が望まれるようになる。だからと言って、そのやり方は、間違っていたわけではない。
その時代に合っていたから、ここまで大きく成長してきたのだから。

これから、さて、どうやって継続して行きましょうかと考えるとき、第二世代の活躍を期待することとなる。

第一世代間でも、私に取っては難解な謎解きなのだから、そこに、新しいものが加わったら、どう対処するのだろうか。

これが、大きな課題です。

考えの伝え方の、それぞれの個性を知らずして、私の理論で、進めたら、大いに間違ってしまいます。共同作業には、一ひねりと一考が必要なことと、まっすぐなだけではいけないことを、日々学んでいます。
そのなかからわたしなりに、すこしでも、前進に力添えができるなら、幸運です。




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