先月の中央会で、15人合吟の練習が始まりました。
今回のメンバーは、実力に差のある顔ぶれなので、新人さんたちの吟じっぷりに
とても不安がありました。
何か私にできることは無いかなと思いましたが、今日の江戸川詩吟道場に参加し
見学と決め込むことにしました。
今日は、道場主が、若い人(経験の浅い人)のみへの練習を試みて、そのパワーを
引き出すことに成功しました。
さすが、コンクール対応を詠っている教場であるなと、その手腕に感嘆しました。
練習が進むにつれて、声が大きくなり、吟詠タイムが短くなりました。
それは、今の時点では、良い兆候であると見ました。
言葉運びが滑らかになり、恐る恐る感がなくなって隣の声とあって来たと
言うことだからです。
これで、youngmenが、これ!と確信の持てる吟じ方を手にして、oldmenに
胸を借りて、存分に吟じられるようになる。
どれだけの満足感を手にすることができるのだろう!
大いに期待の持てる練習でした。
oldmenたちよ、うかうかしていられませんぞよ。
oldomenは、それぞれの吟じ方を封じることも必要です。
15人の声を合わせてまるで一人が吟じているかのごとく吟詠をする。
そのための最大のポイントは何だろうとこれから、頭を使うことになる。
それには、関吟の「基本の基」を大事にすることと思います。
がんばれ!
コロナ以前から、江戸川詩吟道場からは足が遠ざかっていましたが、久し振りに
行く気になったのは、youngmenたちの心配が一つ。
自分のスキルを上げるために、どんなことでも助言を頂きたいということを
叶えたいという思いからです。
その思いがやっと通じて、今日は、一吟の後すかさずありがとうございました
ではなく、問題点を指摘していただきました。
これでこそ、練習参加でしょう!という時を過ごしました。
どんな吟詠をしても、すかさずありがとうではないのは、やっと練習をした
と言う気分になりました。