風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

詩吟の可能性

2017年05月13日 | 徒然に日々のことを
中途障害を得た方が、ご自身の体験を踏まえて、同じような身体状況の方たちに呼びかけて、詩吟の可能性を模索し始めました。


障害と言ってもそれぞれの状況が違っていますから、教材も試行錯誤で、作っています。
新しくメンバーに加わった方の意見を取り入れながら、指導原案を刻々に変更改良しながら、作っているのを、見せて頂きました。
その日は、内容よりも、まず手に取って、視覚的に訴えるものについての良しあしが、検討されていました。


「中途障害」というと、それぞれが、コンプレックスを持って、後ろ向きな人ばかりなのではないかと、予想していたのは、見事に裏切られて、みなさん前向きで、何より、「わからない」とはっきりおっしゃることです。

端っこに静かに座っているだけと思っていても、質問されるとつい答えてしまいます。
ゲストはゲストなりに、礼儀正しく、控えめにを、心がけて、お邪魔にならなければ、居させていただこうと思っています。

横浜ラメ[ルを会場とする「ウグイス福祉吟詠教室」指方先生主催
指方先生は、「スマート詩吟は面白い」というブログもアップして居らっしゃいます。


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25番 大山

2017年05月11日 | 詩吟
今日の練習は、終始ディスカッション。

一番のテーマは、大山。

洗礼を受けた吟詠の形というものは、特に口伝で習い覚えたものは、忘れない、忘れられないものなのです。
最初から育てて頂いた先生の形を無理をして変えることはない。
大事になさいねと、再入会で青葉にご縁のあった会員さんには、言っています。

夢青葉に来て大山のレクチャーを受けてからというもの、その会員さんは、律儀に私の譜名25番 大山を自分のものにしようと、努力をなさっていました。
後輩さんたちには、助言を差し上げられるようになっています。

今では、最初にどんな大山を吟じていたのか、わからなくなりましたと言っています。
彼女の先生には、申し訳ないのですが、嬉しいと喜んでいいのかなぁ。。。

そのメモとは


さて、このメモの言わんとしているところは、わかるかな~


このメモを間に、「ここでクレッシェンドして、押すんですけど、まだ、「揺り」にならなくて…」

「先生のは、・・・」

「関吟の大山は、長いですよねぇ。」

「大山って、いろいろとバリエーションがあって、絶句には三回も出てくることがありますから、上級の方たちは、どれを使うか考えながらやってらっしゃいますよね。。。」

ん?それって、考えなくてもできるようになりたいってことだったの?

始めて見せてもらったノートを間にして、いつまでも、意見の交換が続きます。

このやり取りを楽しみ、また、次への興味が生まれて、次々と会話が続きました。
ディスカッションといいつつ、詩吟にまつわる楽しいガールズトークになりました。



○○さんに質問された時にメモったものや、模範吟の時の、聞き取りなどの時に、耳からのデータをノートに視覚化したのは、貴重です。

山には、何種類か、あって、それぞれの味がありますよね。・・・

感覚で覚える人なのに、きっちりメモもわかりやすくとれる人なのね。




今日の、大山以外をテーマにした話も、理論派の○○さんがいてくれたら、もっとおもしろいのにねえ。
基本の基が体に入って、自分なりの吟詠に取り組めるようになったので、これから、面白くなるのにと、二人で、不在を残念がる。


今までは、口伝をモットーとして練習を展開してきました。
これからは、その得たものを、楽しく言葉で表現し、伝えることができるように、言葉も使いましょう。

この、練習の形は、自分の姿も、もしかしたら、見えてくるかもしれない。
まず、自分の姿をよく知ったら、これからの練習の組み立ても、割合簡単にできることでしょう。

もちろん、声を出しての練習は、一番大事です。
練習があっての、ディスカッションです。

そのほかに、面白かったのは、如何に、「40代50代の男性の詩吟への興味を惹く」かという、面白い命題について、アイディアを練っていたと思いがけないことを聞く。

さすがに彼女、考える視点がまるで違って、面白いなぁ。

こんな話も、たまには、良いねぇ。

まだ、体調が整わず大きな声の出せない会員さんとの、練習方法その1です。

一人だけの参加だから、できることでした。
これだけのことができるなら、一人も悪くはないなぁ。

一人だけ時間をとってもらうのは、とか、いまさら聞けないな、とか、暫定スルーの問題を、じっくり考え、解けない問題は、共に考え研究する。

今だからできることがを、相手によって、変えていける練習もとても良いと思う。

まだまだ、捨てたものじゃない。

これができるなら、まだ、会員獲得についてのアクションは、先のことだ。





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ご近所の花

2017年05月06日 | 





   こたろうが見つめるジャスミン




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