風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

あれ?膝が楽に

2022年07月08日 | 体を整える

昨日のこと、膝が楽になったのを感じました。

そういえば、明日は整体の日。

そう気が付くまえに、不調が楽になることがこのところよくあるなぁ。

山田先生「気」を送ってくれてる?

 

楽になるのはうれしいが、これって、どういうこと?

 

この1週間、膝の角度と足首廻しに専念していろんな動きを試していました。

 

その結論を意気揚々と山田先生にお伝えしたら、わたしの考える視点と始点が混線している

ことがわかりました。なるほど~と、眼から鱗。

電車で立っている時に、膝を捻るようにうごかしていると膝の痛みが消えるところがありました。

家で試していた通りの結果です。

それは、膝を捻って角度を変えることが正解だったのではなく、足の裏全体を地面につくことが

大事だったのです。

そのために、足首を回したり捻ったり、その動きのために膝が動いていたということ。

ですから、膝に焦点を当てただけでは、偶々良い結果が得られてもそれは最終着地地点では

なかったことになる。

 

声の出し方も、もしかしたら、そういうことがあるのかもしれない。

小手先の、コツは、却ってその先の本当の目的地には、到達しないことがあると、知ることとなる。

 

はて、私の日頃言っていることは、当たらずとも遠からずで、人によっては大間違いのことも

あるのではないかと疑ってみたほうが良さそう。

そして、正しい方向とはと、考え直そうと思いました。

 

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譜ナンバー11と14

2022年07月07日 | 揺り

二段上げと二段上げ揺り

とても情緒のある譜である。他流には、あまり見かけない吟法でもあります。

長すぎても短すぎても、雰囲気を壊してしまいますが、思う通りに吟じられたら、

この上なく味方になる譜です。

 

それにさらに揺りが付くのが、14番の二段上げ揺り。

14番は、習熟には11番が出来たからと言ってもその先は、近そうで遠い。

 

教室で習うときは、そのあたりのことをよく説明して、11番、12番、14番の

説明をすることに決めています。

 

 

それにかかわることで、野田芦孝会長が、フォローをしてくださったことをお聞きしました。

ありがたいことです。私自身、テキスト通りに吟じるということをとても大事にしていますから、

そこに、間違って吟じた会員さんがいることには、考えられる理由があり、思い当たることは、

これであろうと推理までして下さったようです。

 

このようなフォローがあること、会長としては当たり前のことなのでしょうが、自分の身に起こり、

知ることが出来たこのは、とても嬉しいことでした。

揺りと言うことから、暖かい心を知るに至り、揺りとは暖かいことも大事という分かったような

わからないような思いにとらわれ居ります。

この思いは、いつかは、言葉となり文字となることでしょう。

 

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六から七へ

2022年07月06日 | 揺り

譜№25 大山 の形を習得中の男性。

とても気持ちよく詠っています。吟詠が、ゆったりとして来ました。

大好きな漢詩をうれしくてたまらない様子で、吟じられます。

この思いに水を差さないで、もっと気持ちよく、関吟の約束事に添った

吟じ方ができることをわかっていただくには、どうしたらよい?

毎回、立ち止まり、毎回同じ結論を出す。

    小細工をしないで、私の感じたままを伝えるしかない。

 

   〈余計な雑音を入れない。〉

楽をしようと思っているわけではないことは十分わかっています。

意識とは別の体が、欲しているのだろうと思う。

 

六の高さがきれいに出て、更にのびやかな声・音が出てくるようになったのになぁ。

濁った音色の六ではずみをつけて、七の音に上がる癖がある。

女性には、見かけません。

六の高さの音色のまま、丹田に意識を下ろして行く(決して力をいれるのではない)

すると、美しい音色のまま七の高さの声がでる。

ほら、できるじゃない。

 

その意識と体との連携を、うっかりすると忘れる。

その濁った音をださないで、とか、弾みを付けようとしないで、とか、毎度言葉を変えてみる。

 

気持ちよく吟じれば吟じるほど、テキストにはない音が出現する。

そして、山を下りていくときにも、五から三半の高さに下りる時も、無駄な音階が入る。

毎回、訂正してすぐに治るのであるが、次の練習では、また同じ繰り返し。

 

ここであきらめてしまうと、その上には、伸びていくことが出来ない。

ただただ、気付きを促す。

手を変え品を変え言うのではなく、同じ言葉で、ただただ繰り返す方が良いのかもしれない。

 

ほんのちょっとしたことを見逃すと、先に言って、大きく道が広がって、元の軌跡に

戻すのが、多大な時間と量力が必要となる。

そうなって、悩まないで済むようにと考える。

しかし、自分が理解して、自分で変えようとしない限り変わらないのである

ということもよくわかる。

転ばぬ先の杖は、上を目指すには、余計なのかもしれない。

それでも、言わずにはいられない。

ここまで来て勿体ない、もっと先にいけるのに。もっと楽しんで詠うためにを考える。

 

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雅号拝受

2022年07月06日 | 詩吟

夢松風の会員さんが、雅号拝受されました。

野田芦孝会長と、納得の行くまで、お話をされたうえで、決めたとのことでした。

その事をつぶさに見守った居られた、東大島教室の幹事さんから、メールで様子を

お知らせいただいていたので、夢松風のお稽古日の今日まで、楽しみに待っていました。

          芦 惺  7月22日出来ました。

野田芦孝会長の筆になる名前を書いた色紙を頂き、喜びがいやがうえにも増したそうです。

今日のお稽古日の前に、拝受のご報告とその色紙を見せて頂きました。

その日も斯くやとおもえるほど、満面の笑みで喜びを爆発させている様子は、教室中に

ひろがりました。

 

 

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「詩吟」のジャンルは?

2022年07月05日 | 詩吟

区の施設へ、講習を受けるために行きました。

去年、コロナで途中から取りやめになり、今年改めて第1回と言うことで、

再募集されました。

その、講習で取り上げられている本を借りようと、帰りにそのビル内の中央図書館

に立ち寄りました。

大きなヘッドホンで、落語を視聴している殿方の姿を見て、思いだしました。

関吟のCD5枚が、この図書館にあると。

書架に並んでいる姿を見ようじゃないのと、意気揚々とそれと思える書架に行ってみる。

伝統芸能の棚には、「歌謡吟詠」と、「詩吟」と「吟詠」の文字のあるCDが

10枚ほど見えました。

関吟のCDは、5枚あるはず。まさか、全部貸し出し中なのだろうか?

他の棚には、それと思えるジャンルのタイトルはなく、どこなのよと言いながら探しました。

「朗読」というタイトルが見えました。まさかね、と近寄ってみると有りました。

「窓際のトットちゃん」というご本人が朗読して居るCDの隣に「吟詠による和漢名詩集」

一から五まで、揃って並んでいました。

残念!貸し出し中ではなく、収納棚違いだったのね。

 

さっそく、吟詠ですから伝統芸能の棚に分類して収納してほしいとお願いをしました。

そうだわ、この名詩集は七まで出ているから、二枚の補充の要ありですなぁ。

うっかりしてました。

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ウグイス詩吟

2022年07月02日 | 詩吟

これまでの積み重ねが、目立った形で、成就してきました。

何よりも、続きにくかった息が必要なだけ続くようになり、

それとともに、吟詠の形が、整ってきました。

嬉しいです。

と、自分のことの様にうれしく思う。

 

褒められて、キョトンとしている方、なんて謙遜なことと、感動すら覚える。

初心の頃は、そんなものだったのかもしれません。

そんな時に、事細かに説明するのは、「愚」と、思う。

足りないところばかり口にする私も「愚」

 

見て聴いて体感し、体で覚える。

根気強さが、要るなぁ。

 

キョトンとする時期を過ぎたら、自分の上達を実感できるようになってね。

 

練習後は、○○グリルで、お茶をしました。

リハビリのグループの話題が出て、その名前を知っているだけの会が

少し身近になりました。

そこに、部外者の私がかかわることは、まだ、難しいようです。

興味ありと言うだけで、のこのこ出かけるのは、無礼者です。

何よりも、そこにかかわっている方とは、流派が違うということを

しっかりと認識しなくてはいけません。

親しさの上に、胡坐をかいてはいけません。

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頬と舌

2022年07月01日 | 徒然に日々のことを

歯科治療の日。

朝一番で、午前中ほぼいつも時間をかけての治療です。

さすがに、終わるころは付かれますが、良い治療と何かの役に立てる

との思いで、先生ともどもがんばっています。

 

今日は、歯の型取りを行い、大きな口を開けたり、舌を上下左右に動かして、

正確な型取りをするためと、口に入れた型を取り出すのに、筋肉が大活躍。

 

頭に、「年の割には」がついているはずなのですが、先生はそれは適当に

ぼやかして、筋肉が良く発達しています。

頬も、舌も分厚いです。と、おほめいただきました。

 

年の割には、と言う隠し言葉があったとしても、誉められるのはうれしい。

 

先生も詩吟をしているのを先刻ご承知なので、「日頃声を出している方ですね」

といわれました。

ウフフ、嬉しいねぇ。

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