採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

東京で直売所めぐり

2008-06-03 | +乳製品・肉・魚・卵


(汐留イタリアに行ったときより更に前のことですが)久しぶりに東京にぶらぶらしに出かけました。
昔はどこにどんなお店があるか、ある程度は知っていて、定期的にチェックしに行きたい場所などもあったけれど、今やもう、完全なおのぼりさん状態。
最近ではダンナサマと一緒ではないと電車に乗るのも億劫です(ダンナサマは電車の乗り換えとか得意)。

いつぞやは、まず新宿駅から出られなくて泣きたくなりました(大人だから泣かないけど)。
今回は新宿は避けて、有楽町。
交通会館がお気に入りです。近くにプランタン銀座(だったかしら?)というおしゃれデパートもあるけれど、交通会館はなんだか地味な雰囲気のお店がいくつか入っています。地下の甘味処のおはぎは巨大で、いつも食べたくなってしまうし、お寿司屋さんは1回行ったことがあるだけだけれど、香ばしい卵焼きがとてもおいしいのです。
和歌山、富山、北海道、秋田各地方の物産館があるのも魅力です。

今回久しぶりに行ってみたら改装されていて、びっくり。

全国各地の食品を集めた「むらからまちから館」というお店が出来ていました。
北海道どさんこプラザは改装中で閉店。和歌山喜集館は、店長さんが変わったのか、昔は数え切れないほどの種類のお醤油が置いてあったのに、随分品数を制限しています。富山館と秋田館は記憶とおおむね一緒でした。

そしてトイレがとっても綺麗に!
有楽町駅のすぐ前だし、空いているし、トイレに行きたくなったらここがおすすめです。

「むらからまちから館」は、全国の農産物直売所を集めて、生鮮野菜を除いたお店、という感じです。お菓子や調味料、お味噌、乾物、お酒、などなど商品数はべらぼうに多いです。
野菜や魚の干物などの生ものも、少しは置いてあります。この時は山菜のコシアブラが小さい1把100円で、東京にしては安いなーと思いました。

ひとつひとつ、ふーむふむふむ、と検分していくと、とにかく時間がかかります。
足が棒になったので、ちょっと休憩。

同じ交通会館内の献血ルームに。

お水やお茶がタダで飲めるし、TVや雑誌、本も置いてあるし、献血中はゆったり寝椅子に座っていられるので結構好きです。400ml献血をすると、200mlより沢山の項目、血液検査してもらえるのも、お得です。
小さいアイスクリームも置いてあるけれど、多分血液400ml分のカロリーよりアイスの方が多いので、我慢。


ああ、でも誘惑に負けて「むらからまちから館」でミニソフトを買ってしまいました・・・。

2008/4/25有楽町交通会館ソフトクリーム
ちっこいし、いいよね。たまには。



更に足を棒にして、買ったのは結局こちら。

2008/4/25有楽町で購入富山名産品
ほたるいか素干し、ほたるいか桜干し、いか墨チューブ、昆布巻きかまぼこ(富山館)
じゃばら果汁360ml(和歌山館)
 

皆さんじゃばらってご存知ですか?
和歌山県北山村(奈良県に飛び地している村だとか)特産の酸味の強い柑橘で、じゃばらという変わった名前は邪を祓うから来ているそうです。
ゆずと同じ位の大きさの黄色い果実ですが、皮が薄くたっぷり果汁が絞れます。
果汁は少しほろ苦いような独特の香りで、レモン汁や柚子果汁とはひと味違うおいしさです。
花粉症に効くらしい、という噂が広まり一時は大人気だったそうです。
私も花粉症がらみのラジオニュースでこの柑橘を初めて知ったのですが、一度果実を買って以来、味が気に入ってファンになりました。

この瓶入り果汁は生産者が「北山村」。飛び地なだけに、市町村合併の対象にならなかったのでしょうか。いまどき「村」は少数派ではないかと思いますが、じゃばら生産で村が活性化するといいな、と思います。


脚だけでなく腰も棒になりつつ、交通会館を後にして、ふらふら向かったのがプランタン銀座。
プランタンでは地下食品売り場には近寄らないようにしました。荷物が十分重いし(これから向かう実家用にジャムをいくつも持っていたのが敗因か)、どれもきっと高いだろうし・・・。

食品の代わりにひととおり服飾品など見てみましたが、脳が老化してパターン認識能力が低下したせいか、いまどきの流行の傾向がつかめません。色とりどりでピラピラがいっぱいついたのがはやりなのかな?でもこれって、私の年ではちょっと真似しにくいっていうか、体型を選ぶっていうか・・・・。
Aラインのチュニックの下に、裾にレースのついたスパッツをはく、というのをマネキンさんがやっていてマネキンさんは似合ったけれど、私が着たら、「頭にパーマのロールひっつけているおばさんがパジャマズボンはきわすれて外に出てきちゃった」(前半は象徴的イメージですからね~)みたいになるのでは。


慣れ親しんだキッチン雑貨コーナーに避難。
と思ったら罠が。3個で2500円というカゴが。
どう考えても無駄な買い物だとしりつつ、つい買ってしまいました・・・。

2008/4/25購入お菓子型
3個で2500円


定価は1個2000円以上するらしいのだけれど、でもやっぱり無駄遣いだったかなあという思いがいまだに。
お菓子の型、既にそれなりに持っているのです。しかもこのうち2つは重ねられるけれどあと1つは重ならず、とても嵩張ります。

コメント (6)
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ふのり、ぎんなん草

2008-06-03 | +野菜

乾物の海草って、買ったとしてもあまりうまく使いこなせなくて、乾物棚で寂しそうにしていることが多いです。
食べるのは嫌いではないのに何故かしら。ヘルシーな食材だし、もっと活用したいのにな。料理法のレパートリーが少ないのです。

●海苔:のり巻きおにぎり(酢飯でなくて白ご飯を巻く)に使うことが多いです。あと空腹時にそのまま食べる。海草乾物のなかでは一番買うものかな。

●干しわかめ:お椀に入れて、お味噌ひとかけとお湯を注いで簡単みそ汁。
野菜が少ない食卓の時、水で戻してレモン汁か何かをかけてサラダに。きゅうりと一緒に酢の物、というのは母はよく作るけれど私は何故かあまり作らないかも・・・。

●茎ワカメ塩漬け:水で塩抜きして、甘酢に漬けておく。コリコリして大好き。でもある時食べ過ぎておなかをこわしたことが・・・。

●ひじき:煮物などの味は嫌いではないけれど滅多に買わないです。というのもお皿に細かくくっつく感じがなんとなーく面倒なので・・・。長ひじきはお箸でざっくりつまめるので、この点では好き。
長野県松本市のさかた菓子舗のお焼きに、ひじきくるみというのがあって、ひじきの煮物とすりつぶしたクルミを合わせてあるのだと思うけれど、これはものすごく好き。クルミのクリーミーなコクがひじきとぴったりです。おやきにするとお皿にもくっつかないしよいことづくめです。作れるようになりたいものです。
母はちらし寿司にひじきを入れます(普通の料理本にはないですよね。福井の習慣かな?)。これもおいしいですが、自分で作るときは省いてしまいます。どのタイミングで入れるかとか、習いそびれて幾年月・・・。


やや使いこなしに苦手感がある海草ですが、しばらく前札幌に行った折、初めて見た海草があったのでつい買ってしまいました。

2008/5/16ふのり
ふのり  

2008/5/16ぎんなん草
仏の耳(ぎんなん草)  

ふのりはひじきみたい。そしてぎんなん草はキクラゲみたい。

お椀にそのまま入れて、お味噌汁を注ぐだけ、という簡単な使い方でよいようです。
インスタントのたまごスープがあったので、早速使ってみました。

2008/5/18海草スープ
海草スープ  

ふのりは、もとは黒かったのに水で戻す赤くなりました。ぎんなん草は、くしゃくしゃに縮れた形でしたが、水に入ると伸びて、ぺろん、としたイチョウの葉っぱのような形に。だからぎんなん草なのかな?
どちらもとろんとしたぬめりとほどよい歯ごたえでおいしい海草です。
使い方が簡単なのもよいところ。
無事に使い切れそうです。
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