ダンナサマが信州方面に出かけた帰り、プルーンが売っているけどどうお?という電話をかけてきてくれました。
ニュー冷蔵庫到着直前だったためかなり迷いましたが、たった1パックでは何だか寂しいし・・・。
という訳で、大粒を1パック、小粒を2パック頼みました。
食べてみると、結構固めで酸っぱいです。
(ジャムでもいいけれど)お菓子向きかも。
プルーンタルトというと、以前ハリネズミのような形のものを作りました。
調べてみると2年前の9月下旬でした。
味はともかく、並べる作業が楽しいのよね☆
また作ってみよう。
■■プルーンタルト(「パティスリー―オーブンミトンの厨房から」(小嶋ルミ著)を参考にしました)
■材料
(パートシュクレ:オレンジページのレシピ 一部を使用)
小麦粉 240g
アーモンド粉 60g
粉砂糖 60g
バター 170g
卵 1個
(アーモンドクリーム 下記分量を準備し一部を使用)
アーモンド粉 50g
バター 50g
卵 1個
砂糖 50g
(プルーン)
4つに切って空焼きする
■作り方
(1)パートシュクレを作る。
FPで粉にバターを混ぜ、卵をまぜて軽くまとめ、平らなところで生地をフラゼする、というやり方でやっています。
(2)アーモンドクリームの材料を全部混ぜる。
(3)プルーンを、4つに切って種を取り、オーブンで空焼きする。
(4)パートシュクレをタルト型に敷き込み、空焼きする。
(5)タルト生地を冷まし、ここにアーモンドクリームを平らに敷き詰める。
(6)更にプルーンをぎっしり並べる。
前回は、アーモンドクリームを軽く焼いてから、プルーンを乗せ、更に焼いたのでした。今回は、本来のレシピに従い、生のアーモンドクリームにフルーツを載せ、焼く方法を試してみることにしました。
(7)プルーンの上にグラニュー糖をふり、オーブンで焼く。
さてさて、出来映えは・・・。
こちらがプルーン。こんなに大きさが違います。果肉の色も、大きい方は黄色くて、小さい方は半透明な緑色です。 | |
小さい方をお菓子に使うことにしました。 4つ割にしてオーブンで焼いたところです。 多めに準備して並べ、余った分は食べてしまいます。 | |
並べ終わったところ。 前回は丸形でハリネズミみたいになりましたが、今回は角形にしてみました。 ・・・鯉のぼりみたい? | |
プルーンを固定するために、アーモンドクリームに少し押しつけるようにしてしまいました。 | |
焼き上がり。 きゃ~ん、プルーンが溺れてるじゃん! プルーンから果汁が出て、アーモンドクリームが水浸しになってしまいました。 一昨年の1回目の失敗を再現したことになります。 ショックだ~。 |
焼き上がった後冷蔵庫で保管したら、水分が多少落ち着いて、流れ落ちる程ではなくなり、ねっとりクリーミーなクリーム、という感じになりました。
本では生のアーモンドクリームにプルーンを始め、いちじくなどのフルーツを乗せているけれど、フルーツタルトって、こういうものなのだろうか?
私としては、ねっちょりしたアーモンドクリームはあまり好みではないのだけどなあ・・・。ある程度のふんわり感が欲しいのだけれど・・・。
あと、前回も思ったけれど、味の一体感、というか統一感があまりないのです。
フルーツをタルトに乗せて、組み合わせることで更に美味しくなって、いない気がします。
例えばカボチャタルトだったら、ネットリしたクリームと、サクッとしたタルト皮、という組み合わせの妙があると思うのだけれど。
酸っぱいフルーツ+べちょっとしたクリーム+湿り気味のタルト皮、という三段重ねは、あまり魅力的ではないんだなあ・・・。
更に、今回の一番の問題点は、別のところにありました。
プルーンの皮が固いのです。
焼きすぎたとかそういう工程上の問題というより、今回使ったフルーツの特性だったのだと思います。
ダンナサマは、一個一個のプルーンを、皮をこそげるように、果肉だけ食べたそうです(職場のおやつに持たせた)。
うーむ。平たく言うと、失敗ってやつだな。
こんなに皮が固いと分かっていれば、以前作った洋梨のタルトのように、皮を剥いて半割にしたプルーンを薄くスライスして使ったのにな・・・。
プルーンタルト、形は面白いんだけれど、また作るか微妙だな・・・。